草食投資隊@秋田セミナーのレポートです。第一部は草食投資隊+五城目のドチャベン丑田さんにファシリテーターとして秋田銀行の宮腰さんという構成で秋田の明るい未来を考えると題したパネルディスカッションが行われました。
草食投資隊セミナー
"長期の資産形成と秋田の未来を考える"
日時:2014年7月5日(土) 11:00〜15:00
場所:五城目町地域活性化支援センター
講師:コモンズ投信会長 渋澤健氏
セゾン投信社長 中野晴啓氏
レオス・キャピタルワークス 藤野英人氏
ハバタク代表取締役 丑田俊介氏
ファシリテーター:秋田銀行 宮腰知士氏
1時間め:秋田の明るい未来を考える
宮腰(秋田銀行):
私が五城目町生まれだったのと、レオスと秋田銀行が提携したことがきっかけで藤野さんと知り合い、今日のイベントを企画しました。
この旧馬場目小学校は改築して13年で廃校になった小学校ですが、このままにしておくのはもったいないので有効活用しようと街づくり課の柴田さんが企業誘致の場として活用しています。そうしてハバタクの丑田さんが家族ごと五城目町に移住して来ました。
志を持ってこの町にやって来た人と志を持ってお金の流れを変えようとしている人をつなげると絶対面白いと思いました。
秋田県は全国的に見ても高齢化が進んでいますが、五城目は秋田県の中でも3番目の高齢化率です。
課題先進県のなかでも先進の町という事で課題解決に取り組んでいます。
まずは自己紹介をお願いします。
藤野(レオス・キャピタルワークス):
草食投資隊で三男の藤野です。私達は義兄弟ですので年齢順に渋澤さん、中野さん、私の順になっていて1歳でも違うと上下関係が厳しい中やっています(笑)。
渋澤さんは隊長、中野さんは副隊長、私はヒラの隊員という事になります。
既にこの3名で100回くらい全国をまわっていますがほとんどボランティアで、日本のお金の流れを変えたいという想いでやっています。
きっかけは日経マネーという雑誌で5年くらい前にこの3人で鼎談をして、長期投資の話をしたら面白かったのでこのまま終わらせるのが勿体ないねという事で本を作りました。
『運用のプロが教える草食系投資』という本で、この本を売りに行こうと全国津々浦々セミナーをすることにしました。
とりあえずは本のキャンペーンという事でやっていましたが、やっているうちにこの活動は重要だねという事になり、今は5年目に入っています。年間20回以上開催していて、北は北海道の北見、南は沖縄県の那覇や糸満、名護などでも開催しています。
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なぜ草食投資隊なのか?というと、行く先々で私を見ながら「君は草食にはぜんぜん見えないね」と言われます。プライベートライフの話ではなく、投資の仕方の話をしています。
一般的に投資っていうと肉食のイメージがあると思います。儲かるか損するか、出し抜くとか恐いとかそういう側面もありますが、本物の投資はゆっくり長く共存共栄できるのではないかという事で、肉食ではない投資から草食系投資という名前をつけました。
今日は秋田県でこんなに人が集まるとは思っていませんでした。しかも五城目町で。なかなか大都市でもここまでは集まらない人数です。
以前和歌山で開催した時、こちらはスタッフをいれて5名に対してお客様が3名という事もありました。
最近はNISAが始まったり、長期投資に関心を持つ人が増えてきたのを感じています。
私はひふみ投信、ひふみプラスを担当しているファンドマネージャーで長期投資の価値観を伝える重要なミッションがあると思って東証+YOUでも日本企業や日本の素晴らしさを伝えています。
中野(セゾン投信):
この三人は年齢的にちょっとずつ若くなっています。
秋田はこれまでに何回か来ていますが、今日は三人揃って来ることができて嬉しいです。
今日集まった人がこれから世の中を良くしていく世代で、いかようにも変えていける人に集まっていただいて良かったです。これが、証券会社さんが集めていたのでは70歳以上の方が中心になってしまいます。
昨日、こちらの町の一白水成というお酒を美味しくいただきまして、宿に着いてから1本400円のワインを2本飲んでしまった為に二日酔いになってしまいました。先ほど朝市を見学させていただいた後、福禄寿酒蔵さんで大吟醸を試飲して気持ちいい中でやらせていただいています。
渋澤(コモンズ投信):
年齢順では一番上ですが、ファンドでいうと一番若者になります。中野さんのセゾン投信が2007年、藤野さんのひふみ投信が2009年、自分のところは2010年からで一番の若者なので。
ここ半年くらい藤野さんから秋田、秋田と言われていました。金融機関がアレンジするセミナーだと年寄り世代が多く集まりますが、今日はこのように若い世代が多いというのはありがたいことです。
我々三人は同じネクタイしています。草食投資タイと言ってこれは第二世代になります。本を書いている時、三人がお揃いのネクタイをしたらどうかという事で作りましたが、よく忘れる人がいるという事もあり、ジラフというスープストックトーキョーの遠山さんがやっているブランドで新しくカスタムメイドしました。
表側には緑の三本線が入っていて、ぶっといのが藤野さん、細いのが中野さん、中くらいのが私を表しています。また、緑は台地を表していて、こちらの青空は大地の上に青空があることを表しています。
ネクタイの大きな側を大剣、小さい側を小剣と呼びますが、しょうけんにかけて証券市場がブルースカイという意味もあります。大剣にはゴールドのジラフ(キリン)がいて、大地を掘ると金脈があるという意味も。
これを50本注文して我々3人が10%買い占めた後、東京、大阪、福岡、名古屋で販売しました。
定価が1本12,000円のところをお得に1万円で販売したところ売り切れてしまったので今、36本追加注文しています。そのうち30本くらいは秋田で売れるといいなと思います。
宮腰:
今日はハバタクの丑田さんをゲストでお呼びしています。
丑田(ハバタク):
五城目町の福禄寿というお酒には魔力があります。
1年ほど前に奥さんの実家のあるこの町に来て、一晩飲み明かしていたらそんな気は全然なかったにも関わらず4月に引っ越してきてしまいました。今日は試飲で口に含んだという事ですので、きっとまた来ることになるのではと思います。
ハバタクという会社は4年前に創業しました。社名の由来は日本語の羽ばたくと英語の”Have a takt!”
5年前くらいに草津温泉で露天風呂に入りながら社名を考えていた時にギャグっぽくていいねという事でこの名前に決めましたのですが、昨年コクヨファニチャーさんの社名由来コンテストで大賞もいただきました。
では、なにをしているかというと、世界に羽ばたく、人生の指揮棒をという事で学びのあり方を変えていく活動を行っています。多様性のあふれる教育事業という事では海外渡航プログラムや地域の方や他の国の方と接しながらつくっています。
また、大人がカッコイイ背中を見せていこうと東京と東南アジアとアメリカでビジネスインキュベーションとして草の根から始めるベンチャーの支援、新規事業のコンサルを行っています。
東京で創業して東南アジア、アメリカと来て次は中東?とか言われていたら五城目に来ることになり、五城目って何?という東京でも一部で話題になっていて、東京の人にもドチャベンという言葉を広めようとしています。
突然出てきた謎の街、五城目町でどんなことをしているか、みなさんにディープに知っていただければと思います。
宮腰:
ハバタクは既に県内のメディアに取り上げられたりしていますが、五城目で世界一周旅行というようなこともやられていますよね?
丑田:
子供が減っている中で、この街で子供を育てたいと思う人が増えるといいなというと事で、まずは第一弾企画として五城目小学校と国際教養大学をつなげました。
国際教養大学には世界25カ国くらいから留学生が来ているグローバルに開かれた大学で、そこから色んな国の人に来てもらって田舎にいながら世界一周できるような授業を先月からやっています。
宮腰:
今までの話を聞いて感想などありますか?
藤野:
この町に来て町長さんや役場の柴田さんとお会いした時、ここでベンチャーを育てているという話にまずは驚きました。こんなところに誰が来るの?と思ったけれども実際に丑田さんの話があったり、少しずつ人が増えています。
ベンチャーが成長するには人が集う場が必要です。場があったからシリコンバレーもベンチャーが集まりました。ここも一つの拠点になっているかなと思います。場所がどこでも志があれば成功する時代になり、スタッフの人達もとんでもない人が集まっています。
宮腰:
地域活性化で人や何もなかったところにもネタや種ってあるのでしょうか?
藤野:
結局、仕事はどこでもあります。地域にそれほどよらないので何が足りないというよりも、やろうという気持ちや仲間が大切です。やってみせて成功すると自分もやろうという人は一定数います。
一歩を踏み出せないのは怖いから。でも、仲間がいると自分がやるのは不安だと思っていてもやってそうだなと思って恐る恐る見に来るようになります。
そうすると十人に一人くらいはやりたくなってくるのです。
それが大事です。
宮腰:
五城目に来てみて、この町の魅力はなんでしょうか?
住んでいると当たり前すぎて見えないので外の目からの感想をお願いします。
丑田:
1年前に初めて来た時に思ったのは日本の原風景が残っているなと思いました。
何故かなと話していたら、いい意味で観光産業が下手でビジネスが下手だったんです。
他の地域でやっているようなハコモノをどかんと建てたりがありませんでした。
また、地域の共同体が残っているのが好きでした。
先ほども少し話したドチャベンというのは土着ベンチャーの略で今年の1月に開催した五城目ビジョンという地域活性化センターに入っている企業が世界に叫ぶというイベントの中で生まれました。
町民の伊東さんが仙台で起業して一回倒産していました。倒産を経験したからバツベン。バツベンでもできる、ここに入っている企業って地域に根差しながら地域の価値を発見しながらやっててかっこいいなと。
それをドチャベンと呼んで、五城目をドチャベンの聖地にしていこうとしていて実際に他の教室にもベンチャーが入ってきたりしています。
特徴的な産業にキイチゴ(ラズベリー)があります。日本では99%が輸入物で秋田や北海道で生産されていますが、五城目はたぶん日本一の生産量です。でも、これをどうやって産業にするかというと県外で加工して売っていました。
それだと農家さんの収入が少ないので、田舎で作って加工して売るところまで一貫してやろうとしています。いずれは農業観光もつなげていきたいと思っていて、まずは自分たちで作ってみようと近くの畑でキイチゴを作っているのでこんなに日焼けしています。
中野:
こちらに初めて来ましたが、昨日夕方から入って釣りキチ三平の家などを見させていただいていいところでした。また、魔性のお酒と言っていましたが、お酒も素晴らしいお酒でした。
ただ、全国を回っているとどこも素晴らしいものを持っていて、甲乙つけがたいのです。素晴らしいものを素晴らしいで終わってしまっています。
21世紀の日本はゼロサムの競争にならざるをえないと思っていて、20世紀はみんなが豊かになっていたのでそれぞれ成長していましたが、21世紀の成熟社会ではどっかが負けないといけません。
これからのキーワードは競争です。
秋田は岩手や青森と競争しないといけないという意識を持たないといけません。
大きな差別化が必要です。他の地域でも再生されている土地の理由は冴えている人がいて その人のアイデアと行動と意思で成り立っています。地元で行動力のある冴えている人をどうやって周りが支えていくか。
それは思い込みをすてるということです。
今のままでは勝てないと新しい物を作りだしていかないと競争力を持ちません。
ハバタクがこの町に来たのは一種の奇跡。これを地元がどうやって生かしていくかという事です。
この学校を再生した地域活性化センターも奇跡です。1教室月2万円という事で、僕らも借りようかと話していました。素直に気に入ったのでそう思ったのです。
そういうことって常識的なものとは違います。シリコンバレーも奇跡と偶然、ご縁で生まれました。
ぜひ丑田さんを大事にかわいがってあげてほしいと思います。
渋澤:
中野さんの話の中で自分が一つ違うと思うところは成長についてです。
競争が生み出すのは勝った負けたのゼロサムではなく、お互いに高め合ういいスパイラルになっていくのではないかと思っています。
1年前に経済同友会という経営者の団体で「30年後の日本を考える」というレポートをフィーチャーズアーキテクトの金丸さんという方が書かれました。
レポートもネットにあるので皆さんにもぜひ読んで欲しいのですが「ミトコンドリアとカレーうどん」という題名です。これは金丸さんの発案でミトコンドリアは命のエネルギーの源です。
環境が変わっても生き物は進化していかないといけません。伝統と歴史と技についてもミトコンドリアがないと環境が変ったときに進化できないのです。
カレーうどんというのは私の発案でまさか題名にまでなるとは思わなかったのですが、カレーうどんは考えてみるとめちゃくちゃな食べ物です。インドからイギリス経由で入ってきたカレーと中国から入ってきたうどんという麺が一緒になったのです。
ただ一緒にするのではなく、そこに日本の出汁を入れたりすることでうまく同質化しており、日本人は異分子を同質化してとりこんでいることに気づいていないのではないかと思いました。
秋田の伝統にも外部からの影響をミックスして作りあげたものも結構あるのではないかと思います。
カレーかうどんかはわかりませんが、丑田さんも新しい創造性があると思います。
改革をおこすのは若者、余所者、馬鹿者と言われています。
宮腰:
秋田県民が良くしていく為にどういうことをしていけばいいのでしょうか?
意識をもって生活していけばとは思いますが、丑田さんもきっかけの一つだと思います。
藤野:
キーワードは”ワルノリ”だと思います。
以前、鳥取県の境港で地域開発のお手伝いをしたことがあります。
境港には水木しげるロードという年間400万人がくる観光資源があり、旭山動物園以上の集客があります。
でも、15年前はシャッター商店街で誰も来ない完全に死んでいた街だったのです。
先ほど、若者、余所者、馬鹿者の話がありましたが、地域の若者たちが境港は水木しげるの出身地だから妖怪の銅像をたてようと企画しました。
そうするとそんなものを作ってどうすると地元の年齢の高い層からは反対されましたが、やぶれかぶれだった彼らはまず15体の妖怪の像をつくりました。
最初は全然人が来ず、一人二人が見に来て何もないところに妖怪の像があるのがシュールだと写メを共有していくうちに妖怪や旅ファンが徐々に集まってくるようになりました。
そのうち、パン屋さんがワルノリして妖怪パンを作りました。めっちゃへたなんですけど・・・。
そうこうしているうちに床屋さんが鬼太郎カットや猫娘カットを始めました。更にはタクシーが妖怪タクシーというのを始めます。車の上に付いているランプを目玉の親父にしたのです。
他にもぬりかべ焼酎ができたりだんだん面白くなっていくうちに、最初に銅像に反対していた長老がついに水木しげるの漫画を読んで感動してしまいました。
これはスゴイ!と妖怪のフィギュアを作ってこれがまた精巧に作られていたのが評判を呼んで今では伝道師になっています。
行政からのトップダウンでは無く自然発生的にワルノリし始めたことにより、全部が妖怪フレーバーの商店街になって魅力が生まれました。
こういうのじゃないかと思います。一人一人の人がワルノリしていく中で会社をつくりたいという人が出てきて、やりたい事を決めるのはワルノリで。そういう人が出てくると楽しい事になると思います。
草食投資隊のオフィスをここに借りるというのもワルノリ、まずはやっちゃって後から何か考えるのがワルノリです。
どこにも変な人はいます。変な人の拠点にできたらいいなと思います。
中野:
今の話を聞いてワルノリは自分たちの事だと思いました。
和歌山でお客さんが3人だったというのは結構涙目になるような話で、終わってから食べた和歌山ラーメンが塩味になるような話なんですけれども、そういう事も明るく発信するという事なのかなと。
よく、芸人さんが自分の不幸を明るく発信したりしますが、そういう自虐ネタというのも大事です。高齢化社会もワルノリできると思います。
それを針小棒大に発信していくことで、とにかく長期投資、資産運用、楽しそうにやってるねという事をどうやったら伝えられるかについて身体から出てきたソリューションなんです。
わくわく楽しそうにやっていることを意識的に発信していくとつながるようになります。
イノベーションとはつながりです。
丑田さんが来たのはイノベーションで、異分子がやって来たことでイノベーションを形にしようとしています。五城目がキイチゴの日本一の生産地だったとは知らなかったですが、新たな価値感を持つ人が外部からやってきて取り組もうとしています。
ビジネスのポイントはイノベーションです。
枠を超えて地域社会がワクワクとおおげさにワルノリして発信していくのが大事ではないでしょうか。
渋澤:
ドチャベンというのはいいキーワードだと思いますが気を付けないといけないのは小さくこじんまりして欲しくないという事です。土着のベンチャーで地域の中でぐるぐるではなく、世界にぐるぐるとして欲しいと思います。
例えば、五城目のラズベリーは日本ではなく世界で一番のラズベリーだったら世界中のどこでも輸出できますよとかそういう事にして欲しいと思います。
50年前にシリコンバレーだった場所には何もありませんでした。
でも、近くにスタンフォード大学があったことでそこと共存しながら世界を目指した人がたくさん集まってできたのです。
五城目の近くに国際教養大学があるというのは私も2回くらい講演に行っているのですが気づきませんでした。世界中から質が高い生徒が集まっている場所で、そういう人を悪ノリさせると目線が世界に向くようになります。
宮腰:
暗い話が多いですが、課題がたくさんあるのはチャンスがたくさんあるということ。
悪ノリしながら身近な人に悪ノリして秋田や日本を変えていきたいと思います。
会場からの質問:
境港の話を興味深く聞きました。現地と関わったきっかけを教えてください。
藤野:
ミュージックセキュリティーズという会社があって地域応援ファンドを作っています。
そこと一緒になって妖怪ふぁんどというのを募集して妖怪だるまを作りました。
だるま職人は全国にいるので、水木しげるのキャラクターをnendoがデザインしただるまにしました。
境港や全国の人からファンドでお金を集めて、東京で妖怪だるまの販売をしましたが、そこで終わりではなく他にやりたい事があります。
妖怪ホテルを作りたいと思っていて、妖怪は夜が本場なのに今は境港に泊まる場所がないので他に行ってしまうのです。これはいずれやりたいなと思っています。
宮腰:
妖怪だるまのnendoはコクヨファニチャーさんと社名由来コンテストでもコラボしていましたし、レオスの社名ロゴもnendoがデザインしています。
藤野:
レオスのロゴはnendoが無名な時代にお願いしました。
今お願いすると値段が2ケタは違うと思いますが、当時の彼らにとっては金額が小さくても仕事をお願いされることに意味があったと思いますし、デザインについてわからない私が仰天するような才能だったので、私にとっても意味のあることでした。
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