ひふみ魅力化計画と呼ばれていた計画の内容が、先日明かされました。
その名も「ひふみ目論見倶楽部」愛称はミーモです。
近年、パフォーマンスが低迷していたり、小型株を捨てた、ワクワクが感じられないと言われていたひふみ投信の魅力を再度アップさせる目論見がはじまります。
10年後の未来を妄想しようという事で、下記のようなテーマ毎に専門家を置いてコミュニケーションをしていくそうです。
- テクノロジー&サステナビリティ
- グリーン&エネルギー
- スマートインフラ&イノベーション
- 省人化&ロボティクス
- ソーシャルインパクト&ヘルスケア
- ダイバーシティ&エデュケーション
- フード&ウォーターセキュリティ
- ヘルスケアイノベーション
- デジタルコミュニケーション&プライバシー
- グローバルエコノミー&地政学
- エコノミー&トレーディング
- 地政学&セキュリティ
- 人口動態&高齢化
これらに長期的な目線で意思決定をし、長期的なパフォーマンス向上を目指します。
もちろん、ひふみがこれまで得意としてきた足で稼ぐ、成長企業を発掘することは変わりません。
未来を創る、ありたい未来へ社会を前進させる会社に投資していくそうです。
- The Prime 60%程度
- ニホンノミライを切り拓く日本のリーディングカンパニー
- 時価総額1兆円以上の上位企業群から30社程度
- Next Japan 10〜15%
- 未来の日本のリーダーになる成長群
- 時価総額1000億〜1兆円
- Ten Burgers 10%
- 10年で10倍になるかもしれない会社
- 時価総額1000億円以下
- 新興市場を根っこから元気にさせたい
- Global Stars 10%
- 米国・中国などを中心に日本にはないビックリのある会社群
ひふみ目論見倶楽部は藤野さんの発案で、いつもとは違い藤野さん主導のトップダウンで始めた肝いりの企画だそうです。
今回のイベントでも核融合などの専門家を呼んでの対談がかなり面白かったのですが、そういうのと投資先が組み合わさると満足度は上がりますね。投信を通じてとはいえ、やっぱり投資先にリスペクトしたいので。
初期のひふみはかなりワクワクを感じていましたが、組入銘柄が増えたのと上位銘柄に驚きが無くなってきたこともあってワクワクが無くなってきたなと個人的にも感じていたので、こうした取り組みは嬉しいです。
ひふみ投信には普通の凡庸な投信になって欲しくないんです。
10年後の未来を見ながらといいつつ、しっかり足下のリターンも出していくと質疑応答で話していましたので、もう一度ひふみ投信が輝きを取り戻すのを期待しています。