花巻温泉で草食投資隊の夏合宿に参加してきましたが、2日目は草食投資隊三陸鉄道ツアーでした。1日目の夜は草食投資隊とかだる会という事で夕食を食べながら、そして24時過ぎまで二次会で参加者同士でいろいろ投資の事など話していました。
なかなか身近な人と投資の話が出来ないと言っている人もいましたのでコツコツ投資家がコツコツ集まる夕べを紹介してきました。東北地方はまだ開催していないので岩手でも開催して欲しいな〜。
という事で、夜までかだりあった次の日はバスで花巻温泉を出発して陸前高田へ向かいます。バスの中で参加者の自己紹介がありましたが、関西地区などなかなか東北まで足を運ぶことの出来ない人達に草食投資隊の合宿というのを機会に、被災地の様子を見ることができるという事で参加したと話されている人が多かったです。
嵩上げ工事の工期短縮のために建設された巨大ベルトコンベア。日曜だったので止まっていましたが、あと2ヶ月ほどで役目を終えて解体されます。
山を削って出た岩を粉砕してベルトコンベアで運んでくることで工期が9年短縮されたそうです。復興を考えると9年という時間は大きいですよね。今だって震災後4年たっているわけですから。あと9年だったら東京オリンピックだって終わっちゃいます。
津波によって被災した高田松原の道の駅で現地のガイドさんと合流。最初に慰霊施設に手を合わせたあと、ガイドさんの解説を聞きながら陸前高田の市街地を巡りました。
建物の中を見ると高田松原の松の木が中に入っています。もちろん元々建物の中に生えていたわけではなく、津波による引き潮で運ばれてきたものです。
すぐ近くのセルフのガソリンスタンドの看板に津波推移15.1mを示す記載がありました。津波なのでこの高さの水の壁が襲ってくるわけです。全く想像できない姿です。
震災遺構として保存されることが決まっている雇用促進住宅。4階部分まで津波が襲ってきたのが一目でわかります。
奇跡の一本松。高田松原は砂浜もあって夏は海水浴場としても賑わっていたそうです。津波により砂浜はすっかり無くなってしまいました。
巨大ベルトコンベアの出発点。山の形もすっかり平らになっています。ものすごい量の土砂を搬出したんでしょうね。
嵩上げ工事から道路一本挟んだ高台の様子。きわどいところで津波を免れた家もあります。
とにかく今は旧市街地全体が盛り土されている状態です。これから新しい街がこの上に出来上がるんですよね。
復興住宅も入居が始まっています。
トイレ休憩の時間にやぎさわcafeに行ってきました。セキュリテ被災地応援ファンドで復興を応援している八木澤商店さんのカフェです。
お目当てはしょうゆソフト。ほんのり醤油の味がして美味しかったです。
やぎさわcafe
ジャンル:カフェ
住所:〒029-2204 岩手県陸前高田市気仙町150-1周辺のお店:ぐるなび 宮古・沿岸部×カフェ
情報掲載日:2015年7月17日
【関連記事】