いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。2017年に所沢から八女に移住しました。

アクティブファンド、4つの評価軸/本日のスープ 103皿目

リレーエッセー「本日のスープ」103皿目はrennyさんの寄稿です。

 

あけましておめでとうございます。

 

『本日のスープ〜株式投資をめぐる三重奏』をこれまでと変わることなく、m@さんまろさんとのんびりと続けていければ良いなあ、と考えていますので今年もどうぞお付き合いくださいませ。

 

さて、前々回の一皿 でm@さんから頂いたお題「アクティブファンドの評価軸」。

まろさんはこんな風にお答えになりました。

 

人生に投資をどう生かすか?/本日のスープ102皿目

 

今回は私の考え、今現在の考えをお話します。

 

非常に単純化して表現してしまうと、「好きか、嫌いか」になってしまいます。以下でご説明する私の4つの評価軸に照らしてその基準を全てクリアしていてもお付き合いに至らないケースが起こるのですが、「うーん、それは好みじゃないんだよねー、好きになれないの」ということなのです。

 

投資信託を活用した株式投資を「旅」、長い長い「旅」だと私は捉えています。ファンドマネジャー、投信会社は私にとってガイドさんであり、パートナーです。長く共に旅をご一緒する相手となるわけですから相性を特に重視することはご理解いただけるかもしれません。

 

私のアクティブファンドの評価軸 その1

 

どんな旅を目指しているのか、旅を通じてどんな体験を提供しようとしているのか、を伝えようとする姿勢、これが一番大事だと思います。ファンドの目論見書や運用報告書がそうした点について、もっと広くカバーできていれば良いのですが、残念ながらほとんど役に立ちません。ですから、私が重要視しているのが「月次レポート」、そして運用報告会等のイベントです。これらを通じて、自分の「旅」はどんな風に進んでいるのか、「旅」を通じてどんな出逢いや発見があるのか、それを楽しく、分かり易く、丁寧に説明してくれるガイドさんと長くお付き合いしたいと私は考えるのです。

 

私のアクティブファンドの評価軸 その2

 

(ある程度)落ち着いた、腰の据わったポートフォリオであるかどうか、です。ポートフォリオの内容があまりにコロコロと入れ替わるのはどうにも好きになれません。旅の喩えで言えば、目的地について下調べがあまり十分ではないままにガイドが旅程に組み込んでいるような印象を持つわけです。下調べもほどほどに「人気スポットだから」旅程に組み入れました、でも、あんまり調べてないので、よく知らないので長くそこには居られません、次の目的地に行きましょう、ってな感じでしょうか。その意味で、保有しているファンドや気になるファンドについては、投資先の保有期間がどのくらいかというのは非常に気になるので、自分で運用報告書を何期も遡って調べるようにしています。じっくり調べて、自信をもって案内するそんなガイドと長くお付き合いしたいと私は考えるのです。

 

私のアクティブファンドの評価軸 その3

 

「そんな会社があるんだ!」とワクワクさせてくれるかどうか、です。私にとって、投資信託を活用した株式投資の醍醐味の一つです。多くの場合は、時価総額のあまり大きくない上場会社になります。旅の喩えで言えば、知る人ぞ知る、非常に素晴らしい穴場的なスポットをしっかり調べ探し出してくれたガイドに、「なるほど!よく見つけてくれたね!!!」と唸らされたいわけです。ただ、時価総額が大きい会社でも似たことが言えると思います。誰もが知っている名所旧跡について「ええっ!そんなこと、知らなかったよ!その視点は無かった!!!」という見方をガイドさんが提供してくれたりするようなものだと思います。上述の評価軸 その1がしっかりしていないと、この基準を満たすことは難しいものと考えます。

 

私のアクティブファンドの評価軸 その4

 

どんな投資家がそのファンドに集っているのか、です。この点で上述の評価軸 その1で挙げた運用報告会等のイベントが非常に重要な役割を担っています。旅の喩えで言えば、ファンドの他の受益者は、同じツアーに参加している仲間と捉えることができます。ツアーの同行者が運用報告会等の場でどんな質問を繰り出すのか、どんな雰囲気を生み出すのか、は結構大事なポイントです。ツアーに参加した理由、どんな体験を求めて参加したのか、それが似た参加者と一緒の方が、旅が楽しくなる、素敵なものになる可能性が高いと思うわけです。

 

以上、私の4つの評価軸を挙げてみました。

パフォーマンスは関係無いの?という疑問をお持ちになったかもしれません。パフォーマンス、もちろん、気にしてます。5年リターンもしくは10年リターンの推移を確認します。ただ、リターンが良い「だけ」でそのファンドマネジャー、投信会社と旅を一緒にすることは決してありません。上述の4つの評価軸と照らしてみて基準を満たさなければ、ご縁を持ちたいとは思わないのです。

 

上述の4つの評価軸を満たしていても「なんか違う」という場合もあり、その場合はご縁を持ちません。

 

最後は「好きか、嫌いか」です。

 

2019年、「このファンド、好き!」という出逢いがあったらいいなあ。

 

renny@rennyの備忘録


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