いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。2017年に所沢から八女に移住しました。

インパクト投資が生み出すのは金銭的価値と社会的価値だけじゃない

セキュリテ自由帳で先日、インパクト投資を考えるという記事がアップされました。

「インパクト投資を考える」ゆっくり、いそげ?~セキュリテ自由帳~|セキュリテ

2009年にセキュリテで募集した西粟倉村共有の森ファンドが10年間の期間を終え、償還したことを受けて書かれた記事でミュージックセキュリティーズが目指している投資の姿、想いのこもったお金の使われ方について杉山さんの思いがたっぷりと込められています。

私がミュージックセキュリティーズのファンドに投資したのは2009年に有楽町にあるmai maiという雑穀おにぎりのファンドが初めてで、自分が出資した=応援しているお店があるという感覚に株式投資よりももっとお店に近い感覚を覚えました。

その後、2010年7月に鎌倉投信の1回目の受益者総会でトビムシ代表の竹本の話を聞いたのがきっかけで西粟倉村共有の森ファンドに投資しました。

この場でトビムシとIKEUCHI ORGANIC(当時は池内タオル)と出会い、トビムシはセキュリテでファンドを募集していたなという事で家に帰って速攻で共有の森ファンドに投資したのを覚えています。

翌年春には初めて西粟倉村に投資家ツアーで訪問し、そこで試行錯誤しながらもいきいきと働く森の学校社員に憧れをいだき、たびたび西粟倉村をツアーで訪問してはどうやってうちら夫婦は西粟倉村に移住すればいいんだろうと考えるようになりました。

ワリバシファンドやユカハリファンドにも投資してトビムシの事業を応援し、鎌倉投信もトビムシの投資先になったことで一層足繁くトビムシ関連のイベントに足を運ぶようになりました。

結果的に2年前に私自身がトビムシに転職し、今は福岡県八女市に移住してトビムシがたちあげた事業に関わっています。

インパクト投資は金銭的な価値の他に社会的な価値を生み出すことを目指したものですが、インパクト投資を通じていろんな事を学び、自分の人生にも様々なインパクトがあったと思います。

それはトビムシやIKEUCHI ORGANICだけでなく、東日本大震災で被災した事業者さんを応援するセキュリテ被災地応援ファンドで出会った会社もそうです。あれだけの被害を受けながらもなお前に進もうとする姿を425祭のツアーで毎年訪問する中で見て、生き方や働き方を勉強させてもらいました。

インパクト投資を通じて自分は変わったなと思いますし、無理矢理変えられたのではなく自然とそうなっていったように思います。

鎌倉投信が投資のリターンを金銭的なリターン×社会的リターン×心の形成と表現していますが、自分を成長させてくれる存在にもなりえるものだと思います。

共有の森ファンドの結果にはトビムシ社員となった今、元本をしっかりお返しすることが出来なかったことを申し訳なく思う気持ちもありますが、それでも西粟倉村には挑戦する人達がこのファンドをきっかけに集まるようになり、10年前とは全く違った姿になっているのは共有の森ファンドなどを通じて事業を応援して下さった方々の想いのこもったお金や応援があったからだと思います。

ファンド期間は終わりましたが、これで縁の切れ目というわけでなくこれからも西粟倉村を応援して欲しいです。

youtu.be

ひふみワールド設定について思ったこと

ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスがこの度、日本を除く外国株に投資する新ファンド『ひふみワールド』を設定することになりました。

世界株ファンド「ひふみワールド」新規設定のお知らせ | ニュースリリース | レオス・キャピタルワークス株式会社

ひふみ投信は主に日本の成長企業に投資するファンドであり、投資家サイドから見るとじゃあ海外株は?といった場合に他社のファンドを通じて(自分で運用してもよいですが)投資することになっていたわけで、その欠けたピースを埋めにきたんだなというのが最初の感想でした。

レオスの投資哲学で外国株に投資した場合にどんなポートフォリオになるのか、純粋に興味がありますし、この目で見て見たいと思いました。「ひふみ」ブランドを名乗っているわけですから投資家に向けた情報公開もひふみ投信のように頑張ってくれるんだと期待しちゃいます。

そして、なによりも楽しみなのがひふみワールドの運用責任者は湯浅さんだということです。

labo.rheos.jp

運用報告会ではいつもレオスの投資哲学を熱く語ってくださる湯浅さんがどんな運用をしてくれるのか、本当に楽しみなんです。

湯浅さんの運用部インタビューを是非読んでみて下さい。湯浅さんの考えている投資の姿がイキイキと語られていて、本当にレオスの投資哲学が骨の髄までしみこんでいるなって思いました、

湯浅 光裕 | 運用部インタビュー | レオス・キャピタルワークス株式会社

正直、ひふみ投信で投資する外国株とひふみワールドで投資する外国株は全く違って構わないと思っています。巨大な資産を運用しなければいけない中で日本の大型株にはない成長性を海外に求めているひふみ投信と一からポートフォリオを構築するひふみワールドが同じ銘柄に投資しないといけない理由はないと思います。

それぞれの運用責任者がそれぞれの思いでレオスの投資哲学を存分にポートフォリオで表現してもらえればそれでいいのではないでしょうか。

ひふみ投信の設定の時もそうでしたが、今回も自分は少額から投資し、積立投資という形で伴走していくつもりです。

投資家みたいに生きろ――将来の不安を打ち破る人生戦略 [著]藤野英人

レオス・キャピタルワークスの藤野英人さんが書かれた新著『投資家みたいに生きろ』を読み終えました。

藤野さんと言えばお金のリテラシーを学ぶ第一歩にふさわしい名著『投資家が「お金」よりも大切にしていること』がありますが、そちらがお金のリテラシーに対する入門書だったのに対してこの本は人生に投資家マインドをという人生観を植え付ける名著だと思います。

あくまでも投資家「みたいに」生きろといっているのであって、人生に投資家マインドを取り入れることで将来に対して前向きな姿勢になり、必要な範囲でリスクを取りに行くことの大切さを訴えています。

日本はデフレが長く続いていることもあり、リスクを避け、将来も不安というマインドが満ちあふれています。でも、ある程度のリスクを取りに行くことで将来への不安を自分の力で変えることができるのも事実で、実際に私が今の生き方が出来ているのも投資家マインドを持つことが出来たからだと思います。

この本をきっかけに投資家マインドを身につけ、将来の不安を打ち破る人がたくさん生まれることを願います。