ひふみのあゆみを元に11月のひふみ投信を振り返ります。
月次リターン
ひふみ投信の11月のリターンは+5.63%でした。参考として配当込TOPIXが+5.75%、Russell/Nomura Mid/Smallが+5.50%でした。
※東証の指数ラインナップ Russell/Nomura日本株インデックス
純資産流出入額
11月は0.45億円の純流入と辛うじて純流入でした。営業日ベースでも流入が5営業日に対して流出が13日と解約の多い月でした。黑田日銀砲第二弾で個人の解約が多くあったのがひふみ投信にも現れてますね。
純資産総額はひふみ投信が163.22億円、ひふみ投信マザーファンドが331.91億円でした。ひふみ投信とひふみプラスの純資産がちょうど半々くらいですね。
基準価額・日次リスク
ひふみ投信の日次リスク(250日)は18.84です。
株式・現金比率
ひふみ投信の株式比率は97.14%と前月からわずかに増えました。投資銘柄も101銘柄と久しぶりに100銘柄を超えています。
上位投資銘柄
10月と異なる銘柄は3位の楽天くらいで上位銘柄に大きな動きはありませんでした。
ひふみアカデミー
- 11月前半はハロウィン緩和で出遅れたが後半にほぼ追いついた状態
- 大型株が上昇したので小型株のターンと思っているがこれ以上円安になると再び大型株になるかも
- マクロでは景気後退期にはいったと思われる
- 所得や資産による格差ではなくアクティブか動かない人かの違い
- 来年に向けて日本の市場のギャンブル化が進んでいる
- 日本人は株価の水準を見て売り、外国人はトレンドを見て買っている
- 原油安は景気にポジティブだがインフレにはネガティブ
- ROE革命は経営者の間にも徐々に浸透しつつある
- 今回はTOPIXにクリンチしないつもり