いい会社訪問が終わった後、うどん巡りの最中に屋島にある四国村に行ってきました。ここは四国各地から移築された建物33棟が展示されていて四国の民俗について知ることができます。
池内社長に高松に行くならここがオススメと言われ、ちょうど夜の飛行機を待つ間の空き時間に寄るのに良さそうだという事で行くことに。隣にわら家があったというのも理由の半分くらいを占めていますが・・・
四国村に入るとすぐにあるのがかずら橋。ツタでつくられた原始的な橋です。
近づいてみるとわかるのですが、橋の横板にスキマが・・・
結構スキマがあって棒も細めなので油断できません。
橋をわたらなくてもぐるっと横を陸地沿いに行けるのですが、ちゃんと渡ってきました。
揺れはそんなでもないのですが、つかまってないと無理です。
昔ながらの農家です。
こちらの家では家の中で和紙の原料になるこうぞを蒸す事ができます。
別の建物ですが、こんな感じになります。
香川県は実は砂糖の生産が多い土地でした。(今でも希少糖など作っています)
丸い形がかわいい建物はサトウキビから砂糖の原料となる汁を搾り取るしめ小屋です。
香川県でサトウキビ栽培が始まった話が面白くて、サトウキビは薩摩藩で栽培されていましたが他の土地への持ち出しはご禁制となっていました。たまたまお遍路をしていた薩摩藩の関良介が行き倒れたのを助けたのが縁でお礼にサトウキビを持ってきてくれと頼み、薩摩藩からこっそりサトウキビを持ち込んで栽培したのが始まりだそうです。
壁際の柱には牛がぶつかってすり減った跡も見えました。
山を登ると灯台がありました。
そして、灯台守さんが住んでいた洋館シリーズへ。
最初は外国人さんは住んでいたので完全に洋館なのですが、時代が進むにつれて日本人が住むようになって内装は畳などの日本家屋風になっていくのが面白いです。
だんだん時代が近代に向かっていって家を見ながら時代の流れを感じることのできるいい場所でした。そして建物の解説文がわりとぶっちゃけて書いてあるのも面白いですね。今回は後があったので(うどん屋ですが)途中からゆっくりは見ていませんがまた行ってみたいですね。