リレーコラム「本日のスープ」31皿目はrennyさんの寄稿です。
小型株についての注目ポイントについて書かれています。
31皿目です。
これまで
renny→まろさん→m@さん→renny→ という順に繋いできたこのリレー。
今回から逆周りです。
30皿目はまろさんでしたのでrennyが担当します。
「ちひさきものはみなうつくし」(枕草子)が「小型株」をお題にして繰り出してくるとは、さすが!まろさんです。恐れ入りました!
「小型」=「小さい」の他に、個人的に注目したいポイントがもう一つあります。
それは「若さ」です。
ここでいう若い会社とは、創業してまだまだ時間が経ってない会社、上場して間もない会社です。こうした若い会社の多くは小さい会社なのですが。
こうした小さい、若い会社のポートフォリオが成長する、育っていくのを投資家として見守る、そんな楽しみを得られないか、というのが、「ああ、カッコいい小型株ファンド、もっと増やしたいなあ。 」という私の想いの根底にあります。
小さい、若い会社が育っていくのには時間を要します。
そこで「長期投資」を謳うファンドだと思います。
そうしたファンドは一定程度、小さい、若い会社をポートフォリオに組み入れる使命、責任もあるのではないか?と。
「長期投資」とか「30年」とか、そうしたスローガンを掲げるファンドは次のようなことを示してみてはどうか、というのが私の考えです。
1)小さい会社、若い会社をどの程度ポートフォリオに組み入れているのか
2)それらの小さい会社、若い会社の保有期間(いつから保有しているか、組入れ額の推移)
3)保有している間、それらの会社がファンドにどの程度貢献しているのか
若い会社、小さい会社のファンドマネジャーなりの定義、評価基準等もあると良いですね。
そうそう簡単にカッコいい小型株ファンドが増えたりしないと思うので、まずは「長期投資」を謳うファンドに、小さい会社、若い会社の投資には積極的であって欲しい、またその姿勢を力強く発信して欲しい、そんな期待を寄せています。
「長期投資」ファンドへの投資やマイクロ投資への経験豊富なm@さんのお考えは如何でしょうか。
以上、 renny でした。
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