いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

トビムシグループ事業報告説明会に行って来ました

8月7日(木)に吉祥寺のタイヒバンで開催された西粟倉村共有の森ファンド、ワリバシファンド、ユカハリファンド出資者向けトビムシグループの事業報告説明会に行って来ました。

共有の森ファンドが始まってから5年、そしてワリバシファンドが償還を迎えたというタイミングでこれまでとこれからのトビムシグループについての説明という内容です。

最初に参加者から自己紹介と来た目的について。実際に自分のお金がどのように生かされているのか直接聞いてみたいという方が多かったです。

続いてトビムシ、ワリバシカンパニーの竹本さんからワリバシファンドについてこれまでの総括がありました。(昨年の報告会の様子はこちら

国産間伐材を用いた割り箸を全国に広めるという会社設立当初の目標には及びませんでしたが、間伐材割り箸を作っていく過程でユカハリ・ワリバシが誕生したり、他の面で西粟倉村の林業再生を後押しする事につながったというような内容でした。

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西粟倉・森の学校の牧さんからは共有の森ファンドとユカハリファンドを通じた西粟倉村がどのように変わりつつあるのか現状の報告がありました。

85人移住してきて50人が残っているというのも以前では考えられなかった事だと思いますし、森の学校は今年に入ってJAグループの6次化ファンドから1.63億円の出資を受けて当面の事業資金に対して見通しがつく状況になりました。

ユカハリファンドは森の学校の黒字化応援ファンドという側面が強かったのですが、出資者からのお金は立派に役割を果たしたなとお話を聞いていて思いました。

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ミュージックセキュリティーズの投資家は事業やモノに共感して投資する人が多いのが特徴なのですが、この会に参加されていた方も儲かるか損するかよりも自分のお金が生かされたのかどうかに興味を持っている人が中心でした。

「共感した!」を表現する、新しい投資スタイル | モノにあふれた時代のモノの買い方、売り方 | 東洋経済オンライン

全てのお金をこのようにする必要はないですが、ただ預金して何かに使われるのを見過ごすだけではなく、自分で自分のお金の使い途を指定できるセキュリテのような仕組みは新しいお金の使い方、付き合い方なのではないかな?と思っています。

 

説明会では西粟倉村の食材を使った佃煮やネギ味噌、源流米のご飯や飛騨のスゴイタイヒで育てた有機栽培野菜、特別な乳酸菌を食べた牛のローストビーフやサーロインステーキなどが出ました。

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タイヒバンの料理は久々でしたが美味しかったです。

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西粟倉村は関東に住んでいると気軽に出かけられる場所ではないかもしれませんが、是非一度足を運んで自分の目でも見て欲しいなと思います。

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