鎌倉投信が運用する結い2101の7月を振り返ります。
■ 巻頭特集 日本空調サービス
今月の巻頭特集は病院などの特殊空調を手がける日本空調サービスの紹介でした。会社は社会のものと公器性を高めようとする経営をしています。ビルメンテナンスの中でも特殊空調というニッチな場面に特化しようとしている同社の今後に注目です。
■ 月次リターン
結い2101の7月のリターンは+1.53%、参考として配当込TOPIXが+2.13%、Russell/Nomura Small Indexは+1.68% でした。
■ 純資産流出入額
7月は+2.05億円の流入でした。純資産総額も当初の目標だった100億円を達成して、いよいよ本格的にいい会社をふやす活動にも勢いがつきそうです。
運用責任者の新井さんは次の目標は現状の仕組みで運用する上で区切りとなる300億円だそうです。小さな会社が多いのでそれ以上になると運用がだんだん難しくなってくるとのこと。それまでに運用手法のカスタマイズなどバージョンアップに向けた取り組みは進めるという事ですので期待したいところです。
■ 基準価額・日次リスク
結い2101の日次リスク(250日)は7.22%まで低下しました。ようやく平常時に戻った感じです。
■ 株式・現金比率
株式比率は少し上がって57.9%になりました。1社、日立建機を全売却しましたが堀場製作所などを重点的に買ったそうです。日立建機についてはこれまで地雷除去建機の開発を行っていた山梨日立建機を評価して投資していたものの、山梨日立建機を売却したことから積極的に投資する理由がなくなったと判断したとのこと。これは納得の理由ですね。
油圧ショベル型対人地雷除去機の作業風景 | 地雷に挑む日建 (旧・山梨日立建機) - YouTube
新規組み入れとして堀場製作所が公表されました。
■ 上位投資銘柄
ここ3ヶ月の上位銘柄の推移です。基本的に等配分で購入していますのであまりこの順位に意味はありません。
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