かんき出版さんから『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』を献本いただきました。ありがとうございます。
私自身、2000年に投資を始める際には米国株で投資を始めたいと思っていたくらい米国株贔屓な面があります。私の場合は米国の投資本を読んで投資を始めたからという面がありますが、ストイックに資本主義を追求する米国の強さと脆さはノブレス・オブリージュな面も見え隠れする欧州とは違う世界だと思います。
毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資
- 作者: 太田創
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2019/03/18
- メディア: 単行本
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こちらの本では年金づくりにiDeCoやつみたてNISAのような節税効果のある制度を活用しながら米国株投資信託につみたて投資しましょうという内容が書かれています。
インデックス投資の王道といえば国際分散投資になりますが、あえて米国株に絞っています。確かに米国株の中でもグローバル企業に投資すれば世界中から稼いでくれますし、グローバルな市場が(特に分散効果が望まれるクラッシュ時に)連動性が高いという現実を鑑みると米国株だけでもいいのかもという気はします。
実際のところ米国株だけにした方が運用効率は高まりそうですし、余計な分散はしないという割り切りができた人にはいい方法だと思います。投資をするにあたってどの投資信託を買えばいいかも書かれていますし、この本を読んで書かれていることに共感出来るのであればその通りに始めて、続けてもらえればいいなと思います。
逆にそうはいってもアメリカだけに集中投資するのは不安だという方は国際分散投資をすればいいわけで、そのあたりは投資家個人の考え方次第です。
自分は米国株でもあえて尊敬するバフェットのバークシャー・ハサウェイに投資することにしていますが、こういうシンプルな米国株投資をすすめる投資本もいいですね。