「負けにくい投資」をコンセプトに設計されたトレンド・アロケーション・オープンですが、2月に入ってから世界的な株価下落を受けて通常は月次で資産配分を変更するのを日次への変更に切り替えました。
三菱UFJ国際投信のHPで「トレアロ NOW」という日次のレポートが臨時で発行されており、2月8日から毎日トレンド・アロケーション・オープンの資産配分をレポートしています。
直近1週間の資産配分を比較
2月8日(金)時点の資産配分
2月8日時点の資産配分は下記のようになっていました。
- 先進国株式 43%
- 新興国株式 12%
- 先進国リート 4%
- コモディティ 7%
- 低リスク資産 34%
2月15日(金)時点の資産配分
1週間後、資産配分は下記のようになっていました
- 先進国株式 42.7%(-0.3%)
- 新興国株式 11.8%(-0.2%)
- 先進国リート 3.6%(-0.4%)
- コモディティ 6.6%(-0.4%)
- 低リスク資産 35.3%(+1.3%)
トレンド・アロケーション・オープンは資産配分を変化させる運用をしますが、この程度の下げではドラスティックな動きはしていませんね。
トレアロは引き続き「負けにくい投資」を継続
当面のトレンド・アロケーション・オープンの運用方針については2月8日の下記レポートが参考になります。
世界的な株価下落を受けて 〜足下のトレアロの運用状況について〜
当面はリスクを低下させる運用をという事でしたが、米国株式市場が回復傾向にあったこともあり、さほど資産配分を変化させることなくきているようです。
機動的に資産配分を変えると聞くと、積極的にリターン向上を目指すというイメージをもたれがちですが、トレアロが目指すのは「負けにくい投資」。投資を長く続けるためには大切なコンセプトだと思います。