GPIFがESG投資を始めましたが、9月に東証にもGPIFが投資しているのと同じインデックスに連動するETFが上場しました。
個人投資家向けがESG投資をしようと思った際に利用できる投信が徐々に揃いつつある状況になったので少額ですが投資してみました。
- 1653 ダイワ上場投信MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数
- 1654 ダイワ上場投信FTSE Blossom Japan Index
- CAM ESG日本株ファンド
- シュローダー・アジアパシフィック・エクセレント・カンパニーズ
- ブラックロック・インパクト株式ファンド(限定為替ヘッジあり)
※シュローダーのファンドは日本を含むアジア・太平洋地域のエクセレント・カンパニーに投資します。
GPIFが採用したESG指数では公開情報を基に評価を行っています。そのため、統合報告書やCSR報告書、ホームページでの情報開示がわかりやすくされている事もしっかり評価されるかのポイントになってきます。実際にやっていたとしても気づかれなかったらやっていないという事になってしまうからです。
SOMPOホールディングスでは以前PDFで情報を開示していた結果、検索で引っかからず評価会社に「ノーアンサー」と評価されたこともあったそうで、現在ではHTMLでも公開するようになったそうです。
ESG投資は企業の株を保有する中心が機関投資家になった結果、株主としての責任を果たす事よりも短期的な利益を要求することになった事への反省から生まれた考え方です。持続可能な社会を作り出すために投資家が出来ることの一つであり、これで解決できるという単純な事ではありません。
実際に自分も投資してみることでESG投資について自分事として考えてみたいと思います。