ひふみのあゆみを元にひふみ投信の11月を振り返ります。
ひふみのあゆみ 2013年12月3日号(2013年11月度ご報告書)
概要
11月のひふみ投信のリターンは+5.90%、参考として配当込みTOPIXは+5.40%でした。
純資産流出入では約2.2億円の純流入でした。ひふみアカデミーによると今月は購入が6億円、解約が4億円で古くから買ってたくさん利益がのっている人ほどどかっと売却していたそうです。4億円の解約というのは過去最大級だとか。
売った後に買い直しもされているそうですので証券税制が変わる前に一度利益確定をしているようです。
11月末時点のリスクは20.08。わずかに20%を超えたところで推移しています。
株式比率は92.35%と微増しました。銘柄数も73→76と3銘柄増えました。
ポートフォリオの移り変わりです。今月も上位陣は変わっていません。
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13年11月 |
3ヶ月前 |
6ヶ月前 |
1位 |
GMOペイメントゲートウェイ |
日本農薬 |
トヨタ自動車 |
2位 |
オプト |
GMOペイメントゲートウェイ |
マネックスグループ |
3位 |
日本農薬 |
ダイフク |
ブリヂストン |
4位 |
ダイフク |
オプト |
ダイフク |
5位 |
VTホールディングス |
VTホールディングス |
日揮 |
6位 |
ソフトバンク |
電源開発 |
信越化学工業 |
7位 |
テンプホールディングス |
サンマルクホールディングス |
サンマルクホールディングス |
8位 |
エンプラス |
川崎汽船 |
コシダカホールディングス |
9位 |
共立メンテナンス |
コシダカホールディングス |
オリックス |
10位 |
クボタ |
パーク24 |
VTホールディングス |
ひふみアカデミー
12月3日にひふみアカデミーが開催されました。
要点は以下の通りです。
- 11月中旬以降イエレン発言をきっかけに世界的にリスクオンに
- ひふみ投信は上位銘柄がしっかり上げた為TOPIXに勝つことができた
- 日本株に国内投信から3,100億円の売りが出たが外国人は大きく買い越している
- 人手が足りていない状況は来年さらに顕著化するだろう
- 同じ業種でも業績は二極化するだろう
- 民主党から政権が変わってベンチャーや新興企業育成の優先度が上がった
- 株価の高いうちに創業者やVCがイグジットを狙うので来年もIPOは多そう
R&I投信評価
R&Iによる投信評価(日本株アクティブ部門)を調べてみました。
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過去1ヶ月 |
過去1年 |
過去3年 |
騰落率(リターン) |
5.9%(86位) |
65.7%(187位) |
104.7%(11位) |
安定性(ボラティリティ) |
5.3%(142位) |
4.9%(17位) |
4.6%(12位) |