"いい投資"探検日誌 from 新所沢

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再生医療ベンチャー テラの第三者割当増資をひふみ投信マザーファンドが引き受け

再生医療ベンチャーのテラが樹上細胞ワクチンによるすい臓がんへの治験を和歌山県立医大と実施し、再生医療等製品として承認を得るための資金として第三者割当増資を実施、ひふみ投信マザーファンドが受け入れる旨が発表されました。

通常、第三者割当増資は機関投資家や企業に対して実施されますが公募投信に対して直接なされるという事はなかなか無いのでは無いかと思います。

資金規模が大きくなって株式を売買しにくくなってきたひふみ投信マザーファンドと、治験に必要な資金をまとまって調達したいテラの思惑が一致したのが背景にあるのだと思いますが、先日の米国株への投資と同様にひふみ投信マザーファンドの規模拡大後の投資戦略の一つとして今後もこの様なケースは出てくるのでは無いでしょうか。

テラの矢崎社長のお話は今年の1月に開催された鎌倉投信の運用報告会でお聞きしましたが、がん家系に生まれた矢崎社長ががん治療に本気で取り組んでいるのがよくわかる内容でした。実用化が難しいと言われる中でも諦めずに事業を展開しており、この会社の存在価値は高いと思っています。

運用報告会でも話のあった和歌山県立医大でのすい臓がんに対する治験について必要な資金が思うように調達出来ていない現状をこれまた私が投資しているひふみ投信が解消出来るのであれば本当に嬉しい事です。

ひふみ投信マザーファンドによる投資は純投資という事で長期保有が約されているわけではありませんが、株価が行き過ぎない限りにおいては意味なく短期売買しないという事をテラ側も理解しての公募投信を相手にした第三者割当増資だと思います。

応援したいというだけでなく、すい臓がんの治療に樹上細胞ワクチンが使えるようになればがん患者も助かりますし、テラの事業としても大きな成功が見込まれます。

今回の第三者割当増資の引き受けはレオスの経営理念である「資本市場を通じて社会に貢献する」の一つの形であり、公募投信における新しい可能性の一つになるのではないでしょうか。