いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。2017年に所沢から八女に移住しました。

代替肉のビヨンド・ミート(BYND)と培養肉のミーテック3D(MITC)、代替乳のオートリー(OTLY)に投資しました

今年に入って代替肉のビヨンド・ミート(BYND)と培養肉のミーテック3D(MITC)に投資しました。いずれもNASDAQに上場している会社です。

代替肉のビヨンド・ミートには数年前から注目していて、ベイリー・ギフォードのファンドを通じて投資していることで買いたい気持ちを抑えていたのですが、だいぶ安くなってきたのでこのタイミングで投資しました。

もう一つこのタイミングで投資した理由は世界的な目で見たときの森林保全です。南米アマゾンの熱帯雨林が大規模な火災により失われているのですが、その理由は畜産業者による人為的なものだと言われています。ブラジルでは原生林を農地にすることは出来ないのですが、一度火災などで燃えてしまった土地はその規制から除外されるという法律の抜け穴を使って森林に火をつけて農地を拡大しているのです。

なぜ、ブラジルでそこまでして農地を拡大しているのかというとその背景にあるのが人工増と豊かになった人たちによる肉食化です。肉を生産するには牛や豚、鶏のエサになる飼料用の作物を育てるための農地や放牧地が必要です。肉食はかなりの環境負荷を与えており、このままでは将来的に肉はかなりの高級品になって一般の人の口に入らないものになってしまうかもしれないですし、気候危機をさらに加速化させる要因にもなっています。

そうした課題の解決策として期待されているのが大豆など植物由来の作物から作った代替肉や工場で細胞を培養して作られる培養肉です。代替肉や培養肉は畜産に比べて土地や水の利用を90%以上削減できると言われており、動物を食用のためにと殺することもありません。

ベジタリアン人口の多い欧米では代替肉の存在感は徐々に増えてきていますが、培養肉はまだまだこれからといったところです。アメリカのケンタッキー・フライド・チキンでビヨンド・ミートの代替肉が販売されていますが、まだまだ肉と呼ぶには難しいもののようです。私も日本の代替肉メーカーの商品を食べてみましたが、油揚げっぽい触感で肉とは呼べないものでした。

とはいえまだまだ研究が進んでいる最中ですので、時間をかけて追っていきたい分野です。

培養肉に関してはミーテック3Dが104グラムのステーキ肉を3Dプリンタで出力することに成功したことがニュースになるような段階です。

こちらは代替肉に比較してまだまだ時間がかかる分野ですが、うまくいけば絶滅が危惧されている魚を培養したりといった応用も考えられます。動物を一頭育てるには相当な食物や水が必要ですが、培養であれば肉の部分だけ増やせるので他の部分のために食物や水は必要なくなります。

切り身の魚がその姿のまま泳いでいると思っている子供がいるという話もありますが、将来的に魚や肉は3Dプリントされるのが当たり前で、動物や魚を殺すことが信じられないという世界がやってくるかもしれません。

まるっと代替肉や培養肉に切り替わるということはないと思いますが、こうしたものを口にする日も遠からず来るのではないかと思っています。

また、牛は肉だけでなく牛乳も出しますが、こちらも代替乳や培養乳の研究が進んでいます。オートリー(OTLY)はスウェーデンの企業でオーツ麦から作ったオーツミルクを世界で初めて開発した会社でアメリカのスターバックスなどでも採用されています。今はヴィーガン向けの商品という位置づけですが、いずれは牛乳の代替品としてのニーズも満たすかもしれません。オートリーもNASDAQに上場していたので投資しました。

これらの会社には長い目で見て投資していたいと思います。