いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

セキュリテの「私のブレンドファイナンス」にインタビューしていただきました

私がトビムシに転職して八女に移住するきっかけにもなったのがセキュリテですが、このたび「私のブレンドファイナンス」というインタビュー記事シリーズで私のインタビューも掲載していただきました。

www.securite.jp

セキュリテのファンドはかなり特殊で、投資するからには金銭的なリターンを最大化するのが当たり前でしょという一般的な株式投資や投資信託に投資している人達からすると当たり前なことが通用しないのがウリで、 企業活動に金銭的なリターンと社会的なリターンが実際にはあるように投資にだって金銭的なリターンだけでなく社会的なリターンもあるはずだというのを具現化したファンドです。

運営元のミュージックセキュリティーズはミュージシャンを目指していた社長の小松さんがお金があればもっといい機材などでいい音楽が作れるミュージシャンがたくさんいるのにと考え、ゴールドマンサックスアセットマネジメントでアルバイトをしながらそこで当時働いていた現レオス・キャピタルワークスの藤野さんにミュージシャンをファンが応援するファンドの構想を話したことがきっかけで誕生した会社です。

そんな会社がつくるファンドは投資家はもちろん投資先に対して愛をもって接するし、投資された側も投資してくれた人に対して愛を持って接しているように思います。株式投資だともっとドライな関係ですが、このファンドには顔の見える関係性があるんです。

セキュリテはインパクト投資プラットフォームをうたっていますが、事業を通じた社会的インパクトを生み出すプラットフォームであるだけでなく、それら事業者と投資を通じて関係性が生まれることで、もしも自分が社会的インパクト志向の道に進もうとした際の事例を間近に見ることが出来るプラットフォームでもあると思います。

クラウドファンディングもかなり種類が増えましたし、なんなら非上場株式に投資するクラウドファンディングも誕生しました。でも、明確に社会的インパクトに重点を置いた投資プラットフォームとして、セキュリテには今後も独自の発展をしていって欲しいです。