12月25日の上場まであと5日というところでレオス・キャピタルワークスの上場中止が発表されました。
募集株式発行及び株式売出しの中止に関する取締役会決議のお知らせ | ニュースリリース | レオス・キャピタルワークス株式会社
日経のニュースによると『内部管理体制の具体的な問題点については開示していないが、顧客管理の業務フローの一部について、主幹事のみずほ証券が追加で確認を申し入れたとみられる。みずほ証券は「個別案件についてはコメントできない」としている。』という事で、残念ですがまた出直しですね。
相場の地合いも悪かったですし、出直した際に改めてIPOに応募します。
それにしてもひふみ投信の設定もリーマンショック直後でしたし、なかなかすんなりいきませんね。
12月24日追記
日経ビジネスオンラインの記事で上場延期に至った経緯に少し踏み込んで書かれています。主幹事のみずほ証券から問題がないことはわかっているが、潔癖であることを証明して欲しい(藤野さんは白なのはわかっているが驚きの白をと表現)という要請があったようです。上場審査でも審査済であり、問題ないとされているものを上場直前になって主幹事がそのような事を言ってくると上場を目指す会社との信頼関係を損ねますよね。
何があったのかは再度上場審査を終えてIPOが始まる際に改めて公表されるのでしょうが、上場審査の有効性についても疑義が生じる事態になり残念です。
22日に福岡で開催されたひふみ投信・プラス運用報告会の中では改めて上場を目指すと藤野さんの口から話されていましたので、潔癖を証明して欲しいと言われた部分について対応したのち、速やかに上場を目指すことになるのだと思います。