今日は鎌倉投信のいい会社訪問で羽田クロノゲートに行ってきました。ヤマトグループが羽田という立地を生かして陸海空のスピード輸送とグループ会社による付加価値サービスを一体化させた総合物流ターミナルです。
穴守稲荷駅を降りて環状8号線に出ると羽田クロノゲートの巨大な姿が現れます。
まず最初に障がい者雇用と自立促進に取り組んでいるスワンカフェ羽田店で交流会です。通常、土日祝日はお休みなのですが特別にお店を開けていただきました。ありがとうございます!
サンドイッチやナポリタンなど美味しくいただきました。いつもブログを見させていただいているすーさん(@su_3)とも初めてお会いすることができました。
いよいよクロノゲートの中へ。総合受付にはヤマトのウォークスルー1号車が展示されていました。ドライバーが荷物のある場所まで車を降りずに行けるようにしたり、天井を高くしたり様々な工夫がされています。
写真が撮れるのはここまで。この先は90分かけて羽田クロノゲートのビジョンや実際に荷物を自動仕分けしている様子を見たりしていきます。
クロスベルトソータで荷物が次々とコンベアで運ばれていく姿は圧巻です。私もよくAmazonで買い物をしますが、通信販売の荷物が多いですね。私は普段システムの仕事をしているのでこうして物理的にモノを動かす仕組みを見るとすごいな〜と思います。
また、上層階ではレンタル医療機器を回収後洗浄する施設や家電製品の修理を行う会社、通関を行う会社などが入っていてエンドユーザーに届くまでの時間の短縮に一役買っています。
お客様から故障した家電製品を集荷して修理工場に持って行ってまた戻すのであれば、自分のところで修理してしまえば期間短縮になるのでは?など、単なる運送業に留まらず、運送業をベースとして次々と新しいサービスをのせていく革新力、現場からの声をサービスに昇華する現場力がヤマトグループのすごさなのだと思います。
最後に見学者にお土産が配られるのですが、これが羽田クロノゲートに設置されたある設備を体験できるちょっとしたお楽しみになっています。
羽田クロノゲートは個人でも見学できる設備です。お子さんを連れて社会科見学がてら出掛けてみるのもいいと思います。
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昨年の受益者総会でヤマトホールディングスの木川社長(現会長)の講演とパネルディスカッションのレポートです。木川社長が1400億円という巨額を投じて羽田クロノゲートを作った理由も話されています。(ちなみにそれまでのヤマトとしての最高投資額は230億円でした)