今日はショックなニュースがありました。
セゾン投信の中野さんが会長を6月末の株主総会を持って会長を退任されるそうです。
既に取締役会では決議されており、背景にはクレディセゾンと投資信託の販売拡大に向けた方針の違いから解任されたという報道がありました。セゾン投信、中野晴啓会長が退任 経営路線の対立で更迭か ｜ 共同通信
中野さんは日本に長期積立投資を根付かせることを長年にわたって続けてきた積立投資の伝道師で、アメリカに低コストインデックス投資を根付かせたのがバンガードのジョン・ボーグルさんなら日本には長期積立投資を愚直に訴え続けた中野さんがいるというくらいの方です。
セゾン投信は親会社のクレディセゾンからするという事を聞かない骨のある（ある意味厄介な）子会社という立ち位置だったでしょうが、創業時から林野会長が支えてくれたと聞いており、今回はその林野会長と中野さんの考えが合わなかったというから穏やかではありません。
セゾン投信からお客様向けのメッセージが出ていますが、最低限こう言うしかないよねという内容でうーん・・・という内容です。
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販売拡大で揉めたようですので、運用はこれまでのように継続されると思いますが、ここまで導いてくれた最大の功労者に対して親会社のこの仕打ちは社内にもショックが大きいと思います。
新NISAが来年から始まりますがNISA口座を開けるのが１社のみという状況ではネット証券などに販路を拡大した方が営業面では期待できることから、直販投信はどう動くのか注視していました。そんな中でこういった結果になるのは本当に残念です。
セゾン投信のファンドはiDeCoで資産形成の達人ファンドを積み立てていますが、今後どうするかは運用体制含めてよくよく考えようと思います。
