投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017で見事1位に輝いた楽天・全世界株式インデックス・ファンドは新興国を含む世界中の大型〜中小型株まで幅広くカバーしたインデックスファンドという事でとても魅力的なファンドです。
一方で私が投資しているセゾン資産形成の達人ファンドも世界中の株式に分散投資しています。(投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2017では17位でした)投資対象も大型株〜中小型株も(一部エリアでは)カバーしており、なかなかのものだと思っています。
そんなセゾン資産形成の達人ファンドをインデックスファンドの評価軸でそのまま見てしまうとコスト的にどうよ?って事になってしまいますが、その高コストな中で実際のリターンはどうなのかという点にだけ注目したのがこのエントリーです。
ファンド騰落率
セゾン資産形成の達人ファンドと楽天・全世界株式インデックス・ファンドの月次騰落率を比較してみました。青がセゾン資産形成の達人ファンド、赤が楽天・全世界株式インデックス・ファンドです。
2017年の第四四半期(10月〜12月)に関してはセゾン資産形成の達人ファンドが優勢でした。
ファンド概要
セゾン資産形成の達人ファンド
投資対象地域:グローバル(日本を含む)
投資形態:ファンド・オブ・ファンズ
為替ヘッジ:なし
決算頻度:年1回
ファンドの特色:
1.世界への幅広い分散投資
2.それぞれの地域で選別投資
3.長期的な視点に立った運用スタイル
信託期間:無期限
運用管理費用(信託報酬):純資産総額×年0.5724%(税抜0.53%)
実質的に負担する運用管理費用:年1.35%±0.2%(税込/概算)
実質コスト(第11期):1.501%
楽天・全世界株式インデックス・ファンド
投資対象地域:グローバル(日本を含む)
投資形態:ファミリーファンド
為替ヘッジ:なし
決算頻度:年1回
ファンドの特色:
1.日本を含む全世界の株式市場の動きに連動する投資成果を目指します
2.対象指数に連動する上場投資信託証券(ETF)を主要投資対象とします
3.原則として為替ヘッジはしません
信託期間:無期限
運用管理費用(信託報酬):純資産総額×年0.1296%(税抜0.12%)
実質的に負担する運用管理費用:年0.2396%(税込)程度
ベンチマークと参考指数
セゾン資産形成の達人ファンドの参考指数はMSCIオールカントリー・ワールド・インデックス(配当込)、楽天・全世界株式インデックス・ファンドのベンチマークはFTSEグローバル・オールキャップ・インデックス(円換算ベース)です。