ひふみのあゆみを元にひふみ投信の8月を振り返ります。
10月には5年以上保有した分への信託報酬一部還元制度「資産形成応援団」による還元もあります。私も9月4日現在で1,459円分の応援金が貯まっていますので楽しみにしています。(今年の4月は393円の還元を受けました)
■ 月次リターン
ひふみ投信の8月のリターンは+1.69%、参考として配当込TOPIXが-0.86%、Russell/Nomura Mid/Smallが-0.14%でした。年初にもたつきましたが春以降は好調な成績です。
出典:東証の指数ラインナップ Russell/Nomura 日本株インデックス
■ 純資産流出入
このところ順調に流入の続いていたひふみ投信でしたが、8月は月初にまとまった解約があり5.5千万円の流出になりました。連続流入記録はまたゼロクリアです。
■ 基準価額と日次リスク
8月27日に基準価額の最高値をつけた一方、日次のリスク(250日)は18.02%と引き続き低下傾向にあります。
■ 株式・現金比率
株式比率は97.10%から93.24%と少し下がりました。「ガンガンいこうぜ」から「みんながんばれ」へ移行中です。投資先銘柄も2銘柄増え、上位10位比率も21.13%から20.63%へと分散が進んでいます。
■ 上位投資銘柄
8月も上位銘柄に大きな動きはありませんでした。大きく上昇した銘柄を一部売却し、大きく下落している銘柄の買い増しを行っています。
■ ひふみアカデミー
9月2日(火)にひふみアカデミーが開催されました。ネット配信された前半30分の要約です。五月こと片山さんが運用部を抜けて顧問になりましたが、9月から新しく川崎さつきさんという女性アナリストが運用部に入っています。ふっしーご飯が縁で入社したという川崎さん。これまで証券会社っで食品とトイレタリーのアナリストをしていたそうです。(動画では29分くらいから登場)
- アベノミクスは昨年12月で一服。政策に関係なく成長できる会社へ投資。
- 例年よく下がる9〜10月にかけても投資家が警戒している状態なのでかえって下がりにくい
- ふっしーのトキドキ投資旬報でも書いたが個人消費が二極化している。動く人と動かない人。動く人でホテルや新幹線、飛行機が活況な一方で家で巣ごもりする人達も。
- GPIFのポートフォリオについては短期資金が増えていて今後株式を買い付けるための資金かもしれないが、買い付けがっても500億円程度のインパクトだろう