東京大学大学院の柳川範之教授がクラウド・ファンディングとこれからの金融市場と題した講演をされた講演録が月刊資本市場の2013年12月号に掲載されています。
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インターネットの発達によって個人が少額の資金を寄付や投資できるようになり、昔だったら旦那さんと呼ばれるようなお金持ちが寄付や後援をしていたのに変わって普通の人でも自分に無理のない範囲の金額を自分が面白いと思ったり、応援したいと思うことに寄付や投資ができるようになりました。
クラウドファンディングの世界が広がり、アイデア次第で初期製造コストはネットで資金調達ができるなんてことになるとワクワクするような製品がたくさん生まれるきっかけになるかもしれません。
金融というのはお金を社会の血流として余っているところから不足しているところへ流し込んであげるのがそもそもの姿だったと思うので、世の中に新しい活力を生み出すことができるといいなと思います。
ブームになると怪しい業者が登場したりもすると思いますので、その辺が課題ですね。