昨日、東証マネ部!さんに私のインタビュー記事が掲載されました。
東証マネ部!の「投資ブロガーが語るリアル体験」というインタビュー記事の中でこれまで紹介されたブロガーさんは皆さんインデックス投資家でしたので、あまりに自由形な私で本当にいいんだろうか?と思いつつ取材をお受けしました。
以前日経マネーの取材をお受けした際もそうだったのですが、私の場合は投資スタイルや成果よりも投資を通じてライフスタイルが変わった、仕事上の成果が出たという所に焦点が当たる傾向があります。
今回は投資を通じて知った会社に転職、移住までしたというのがタイトルになっています。
インタビュー記事の中にある私が投資を始めるきっかけになった本は『フィッシャーの「超」成長株投資』という本で、 これこそが長期投資の王道だなと感じさせる一冊でした。
フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るために
- 作者: フィリップ・A.フィッシャー,高田有現,武田浩美
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2000/10/01
- メディア: 単行本
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既に絶盤になっていますが、昨年パンローリングから改めて発売されています。
株式投資で普通でない利益を得る (ウィザードブックシリーズ)
- 作者: フィリップ・A・フィッシャー
- 出版社/メーカー: パンローリング株式会社
- 発売日: 2016/07/16
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バフェット流投資を勉強した結果、企業のガバナンスに対してバフェット的な考え方が植え付けられ、インデックス投資のようなまんべんなく分散投資するよりも明確に意思を持って投資したいという事になり、個人的にはインデックス投資を卒業することになりました。
奥さんにはインデックス投資をメインにしてもらっていますし、資産形成をしたいというのが目的であればインデックス投資でよいのではと思いますが、自分のお金の使い途は自分で決めたいという方は自分なりのスタイルで投資をするのが一番ではないかと思います。
私もサラリーマンを20年以上していますが、仕事をする上でのスタンスややり方も年齢や職責によって変わってきます。自分にあった投資スタイルも金額や生活環境、投資に割り当てられる時間、価値観などによって変わってくるのではないかと思います。
私にとって転換点となった2011年は東日本大震災があったのでそれが社会的投資に力を入れるようになったきっかけと思われがちですが、そうではなくて鎌倉投信の結い2101が2010年に設定されて追っかけるようになったのが本当のきっかけです。
2010年夏に初めての受益者総会が開催されて、そこで今年転職することになったトビムシやIKEUCHI ORGANICとも出会うことが出来ました。手触り感のある、有機的つながり、手ごたえのある投資という意味で結い2101やコモンズ投信のコモンズ30ファンド、レオス・キャピタルワークスのひふみ投信といった特徴ある投資信託と出会ったのは大きかったです。
草食投資隊セミナーやひふみアカデミー、コモンズ投資の投資先企業を招いてのセミナー、鎌倉投信の投資先訪問ツアーなどとにかく多くの場に参加した事で教科書的な投資手法から自分なりの価値観にあった投資スタイルが出来上がっていったのかなと思います。
ですので、他人に自分の投資スタイルをそのまま薦めることは出来ませんが、投資を通じてお金をふやすだけでなく、自分の世界が広がる楽しみというものもあるんだよという事はこのブログを通じて伝えたいと思います。
臆病な人でもうまくいく投資法 お金の悩みから解放された11人の投信投資家の話
- 作者: 竹川美奈子
- 出版社/メーカー: プレジデント社
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