内閣府がクラウドファンディングを通じて地方の事業者の支援について普及・促進を促す「ふるさと投資」連絡会議を10月31日に設立しました。
ふるさと投資とは・・・
地域の資源を活用したプロジェクトを支援し、地方への新たな資金の流れをつくるものとして、地方公共団体や地域金融機関等が連携して「ふるさと投資」の普及・促進を図る。
と定義づけられています。
内閣府のホームページにもふるさと投資プラットフォームというサイトが出来上がっていて、支援内容などが書かれています。支援を受けるときっとこのサイトでも紹介されることになるのでしょうが、はっきり言ってイケてない感は否めません・・・。
わざわざ内閣府のホームページで案件を探すこともないでしょうからいいのかもしれませんが。
ふるさと投資連絡会議への参加を表明した千葉銀行の資料によると投資型クラウドファンディングのミュージックセキュリティーズの他にもREADYFOR?やFAAVOのような購入型、ジャスト・ギビング・ジャパンのような寄付型のクラウドファンディングも支援団体に名前を連ねているようです。個人的には北海道釧路市の文字が気になりました。何をするつもりなんだろう・・・?
最近、ミュージックセキュリティーズではこれでもか!ってくらい新ファンドが続々と誕生していて、セキュリテのファンドもだいぶ様変わりした感があります。まだ十分にパイが大きくないのに案件を詰め込み過ぎてもお互い不幸になるような気がしますが、ミュージックセキュリティーズの地方自治体絡みの案件って地元でも営業活動は積極的にやっているのかな?というのが気になっています。
これから政府の後押しもあってでどんどんファンドが出来そうな気がしますが、それをどう紹介していくのか。地銀もたくさん連絡会議に参加していますのでふるさと投資のファンドを窓口で販売してみたり、せめて支店でセミナーを開くなど案件を紹介する以外での活動もやって欲しいなと思います。銀行の信用というのは絶大なものがありますので、ふるさと投資がうまく軌道に乗るかは地銀、信金のやる気次第という気もします。