10月4日(土)〜5日(日)にかけて東京・森と市庭が奥多摩の川野集落で始めた「ディープな森の里づくりプロジェクト」の1回目に参加しました。
最初に18年前に始まった川野花の公園計画について説明がありました。花がたくさんあって、来てくれた人が楽しめる場所にしたいという取り組みも、集落の高齢化が進み、参加する人が減り続けています。そこで、今回外の人と一緒になって里づくりを続けていく事になりました。
まずは散策という事でこれから整備していくエリアをぐるっと歩きました。奥多摩は急峻な地形なので登るのもちょっとした運動になります。道沿いにツツジなどが植えられていました。
角度が急なので上に登ると絶景が待っていました。奥多摩湖がきれいに見えます。
きれいに手入れのされた森を歩いてひぐらし荘まで戻ります。
ひぐらし荘は縁側からも奥多摩湖が見える素敵なロケーションにあります。
ランチは蕎麦太郎Cafeの奥多摩心癒し弁当。奥多摩の食材を多く使ったヘルシーな弁当です。
美味しかった!
ランチの後はいよいよ森の里づくり。今回は道づくりでした。道幅を鍬などを使って拡げます。
これが作業後。きれいな道が出来ました。すごい!
労働の後は温泉へ。
奥多摩の湖底に眠った源泉から汲み上げた鶴の湯温泉はぬるっとした泉質で肌がすべすべになります。丹下堂のお湯、盆踊りの時も入りましたが好きなんですよね。
温泉で汗を流して夜はひぐらし荘の庭で鹿肉BBQ。和気あいあいと話したり飲んだり楽しい時間を過ごしました。
泊まった部屋はこちら。結構広いです。和室のこの雰囲気、凜としますね。
二日目は台風が接近していたのと朝から雨だったので里づくり作業は中止。旧・小河内小学校(奥多摩フィールド)へ行って木工体験をしました。
盆踊りといい、ここに来ると雨のイメージが・・・(晴れていた時もありますが)
校舎の中にはカヌー工房もあります。木目がきれいですよね!木製のパドルもかっこよかった!
まずは名札づくり。木片にサンドペーパーをかけてきれいにします。
こてで名前を入れて紐を通すと完成です。
もう一つは竹のぐい飲みづくり。お酒をあまり飲まない人は一輪挿しに。
お土産に奥多摩の地酒をいただいたので竹酒にして飲もうと思います。
こちらもこてで名前を入れました。
木工体験の後は陣屋というお蕎麦屋さんでランチ。川野の伝統芸能の写真を見せていただきながら車人形や獅子舞についてもお話を聞かせていただきました。
さしみ蒟蒻。これが美味しいんです。思わず飲みたくなりますね〜。
雨が降って気温が低かったので温かい山菜そばをいただきました。こちらも美味しいです。
台風が接近しているという事で半日短縮されましたが、奥多摩の人と交流できたりなかなかできない道づくりをしたり楽しい二日間でした。
人数が多かったので作業が捗ったと言ってもらえましたが、今まで少ない人数で続けてこられたの大変だったろうなというのは実際に身体を動かしてみてしみじみと感じるわけです。登山道とかどんだけ大変なんだ…
11月には花を植える予定という事でしたので、また遊びに行きたいと思います。今年はあと4回予定されています。興味を持った人はぜひ参加を。
不器用なうちら夫婦でも大丈夫でした。これから奥多摩にもちょくちょく足を運ぶ事になりそうです。
ディープな森の里づくりプロジェクト。 ~森林ウォーク 里づくりに挑戦 湖底の温泉 鹿肉BBQ 竹でぐい飲み作り 奥多摩地酒土産付き!~
日程
- 10月 4日(土)〜 5日(日) *終了しました
- 10月11日(土)〜12日(日)
- 10月18日(土)〜19日(日)
- 11月 1日(土)〜 3日(祝月)
- 11月22日(土)〜24日(祝月)
内容
植林、道の開拓、東屋の整備、坂っ畑の開墾、森の木を使った里の標識づくり等
定員
各回先着15名
参加費
1.〜3. 1泊2日4食付 15,000円 4.〜5. 2泊3日6食付 20,000円
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