9回目の「結い2101」受益者での質疑応答をまとめます。
Q.結い2101の残高が400億円に達しようとしていますが、想定している上限などはありますか?
A.ファンドには運用対象によって適正規模があります。結い2101の場合は投資先の会社の数と1社あたりの投資金額で適正規模が決まります。そのため、投資先がゆっくり発展成長していくのにあわせて結い2101の適正規模も大きくなっていきます。
今の倍程度、700億円は問題ないのではないかと考えており、現時点で投資先の候補として30〜40社程リスト化しています。
Q.ヤマトホールディングスについて東日本大震災の時の対応を素晴らしいと話していて自分もそう思っていたがこのところの不祥事続きでどう考えているのか聞かせて欲しい。
A.いくつか投資先で不祥事が起きており、そちらについては運用報告会で説明させていただく予定です。ヤマトホールディングスについては木川会長に講演していただいた事があり、ブースを出している特例子会社のスワンベーカリーの事業なども含めて総合的に見るといい会社と言えるだろうと思っています。
法人向け引っ越し事業で見積もりと実際の請求金額が違っていた件についてヤマトホールディングスとしては適切な処置をとろうとしていると思います。対処は正しいと思うものの、そもそもヤマトはお客様の利益を優先する精神で育った会社でした。
「ヤマトは我なり。運送行為は委託者の意思の延長としるべし。」といった社訓を前提と考えて業界慣行とはいえそれでは済まされないのではないかと考えています。関連会社にもヤマトの社訓が浸透していればこのような事は起こらなかったのでは。
投資判断としては現状維持ですが、ヤマトのDNAが関連会社を含めてどう浸透してきたのか、浸透していくのかを確認していきます。今はまだ訪問出来ていませんが、訪問した上で判断します。
Q.鎌田社長が使っているシャンプーはなんですか?
A.すいません、メリットです。言い訳をさせてもらうと通っているサロンはコタさんの旬報店です。今後からコタさんのシャンプーを使うようにします。