楽天証券がiDeCo運用商品の入れ替えを案内しています。
【重要】【iDeCo(個人型確定拠出年金)】運用商品入替についてのご案内 | 楽天証券
5月28日にも発表がありましたが、除外に対する選定基準や手続きについての案内が性急だったという事で改めての案内となりました。
除外候補の9ファンド
- たわらノーロード先進国債券(為替ヘッジあり)
- たわらノーロード国内債券
- iTrust世界株式
- セゾン資産形成の達人ファンド
- iTrust日本株式
- MHAM日本成長株ファンド<DC年金>
- フィデリティ・日本成長株・ファンド
- 三菱UFJ DCバランス・イノベーション(KAKUSHIN)
- 投資のソムリエ<DC年金>
追加予定ファンド一覧
- 楽天・高配当株式・日本ファンド(資産成長型)
- なかの日本成長ファンド
- iFreeNEXT FANG+インデックス
- 楽天・オールカントリー株式(除く日本)インデックス・ファンド(楽天・オールカントリー(除く日本))
- 楽天・シュワブ・高配当株式・米国ファンド(資産成長型)(楽天・SCHD(資産成長型))
- 楽天・欧州株式インデックス・ファンド(楽天・欧州株式)
- 楽天・エマージング株式インデックス・ファンド(楽天・エマージング)
- ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)<購入・換金手数料なし>
- ステート・ストリート・ゴールド・オープン(為替ヘッジなし)
今後のスケジュール
- 2025年10月下旬 運用商品除外に関する回答依頼をメール(対象ファンドをiDeCoで積立もしくは2025年9月30日時点で保有をしている場合)
- 2025年12月末 運用商品除外に関する回答期限
- 2026年2月上旬 除外決定した場合メール通知
- 2026年4月上旬 除外商品新規買付停止、追加商品の新規売買開始
※除外に関する回答をしない場合は同意とみなされます
除外候補ファンドはどうやって選んだ?
除外基準は楽天証券ファンドスコア(5年)の24ヶ月ローリング平均値が2.5未満のファンドという事でした。
今回の基準日2025年6月末を含む過去24ヶ月月末の楽天証券ファンドスコア(5年)の平均値となります。定量評価一発勝負ですね。
楽天証券としてはiDeCoの運用商品は適切に入れ替えがあるべきという金融庁の方針に則っているものだという言い分ですが、除外候補ファンドの選び方はセンスが無いと思います。
除外候補ファンドの選び方に感じる問題点
5月にはいきなり除外したいです、理由は簡単に売れてないとか成績が悪いからと短評があっただけだったので、どうやって選ばれたかが公表されただけマシですが5年評価のファンドスコアの2年ローリング平均値という事だと相場の流れ次第ではあっさり基準にひっかかるファンドが今後も出てくることが懸念されます。
普通にインデックスファンドが除外対象に入ってきてますし、しかも基本4資産とされる国内債券まで含まれているのはiDeCoの運用商品ラインナップとしてどうかと思います。
そんな除外基準が前からあったのであればファンド選定の時から考慮が必要だと思います。せっかく先進国債券の為替ヘッジありもラインナップにいれていたのに定量評価だけで除外するのももったいないです。
更に言うと5月の段階では除外理由に売れてないからということも書かれていましたが、それは無かった事にされて定量評価だけになったというのも後付けの理由っぽくて信頼できません。
日本株ファンドはこのところのバリュー相場のために成績が低調なファンドが除外候補になってますし、セゾン資産形成の達人ファンドは長期投資に向いているファンドとして各種アワードでも連続して高評価を受けているファンドですが除外対象になっています。
新規追加のファンドも昨今の流行に迎合しているように思います。iDeCoは長期投資なので流行とは別軸でファンドを選ぶものだと思っていましたし、以前の商品はそういった意思を感じました。
設定から1年しかたっていないにも関わらず、なかの日本成長ファンドが追加候補に入っています。インデックスならともかくアクティブファンドを設定後1年程度で追加する理由はなんでしょう?
このファンドはクォリティグロース投資を目指していて、足下の成績も決して良くありません。そういうファンドでも投資哲学を評価していれたんでしょうけれど、将来的に定量評価されるようになったらあっさり除外されてしまう未来も想像できます。(幸い、今の基準だとあと6年は猶予がありますが)
私もなかのアセットのファンドは積立していますが、追加理由にあった国内株式ファンドのラインナップ拡充のためというなら他にもふさわしいファンドはありました。他にも理由あるだろうとうがった見方をしてしまいます。
今回の楽天証券の発表はインデックス、アクティブに関係なく、今後どんどん運用商品を定量評価で入れ替えますよという宣言に聞こえました。
除外条件を見直さない限り、安心して楽天証券でiDeCoを続けられません。