コモンズ投信が創業以来ずっと続けてきたコモンズSEEDCap(コモンズ社会起業家応援プログラム)のインパクトレポートを発行しました。
「コモンズSEEDCap(コモンズ社会起業家応援プログラム)」のインパクトレポートを発行!~受益者と共に生み出してきた社会的価値を可視化(業界初※)~ - コモンズ投信
コモンズSEEDCapは受益者が支払った信託報酬の一部を社会起業家に寄付するだけでなく、その団体の活動を受益者に知らせたり一緒にイベントを行ったりとお金だけに留まらな一緒に社会課題に向き合うプログラムで、寄付先の選定にも受益者が関わっています。
私も毎年、寄付先の選定に頭を悩ませていますが、その中で世の中にはこんな社会課題もあったのかと気づいたり、個人的にも定期的な寄付をする先との出会いがあったり学びの多いプログラムです。
最初のうちはそんなことにお金を使うんだったら信託報酬を下げて欲しいという声も聞かれましたが、最近ではめっきりそういった声も聞こえなくなり、受益者にとっても同じ価値観を共有でき、一つの文化に昇華できたのではないでしょうか。
コモンズ投信が15周年を迎えたのを機に、改めて支援先へのインパクトをまとめたインパクトレポートを読みました。
寄付額も最初の年は4万円でしたが、2023年には200万円とコモンズ30ファンドの純資産額の積み上がりとともに金額としても大きなものになっています。でも、寄付額とアウトカムで紹介されているように金額だけでなく、相談会への参加人数が増えたり趣旨に賛同する自治体が増えたり、コモンズSEEDCapに選ばれることで新たなインパクトも同時に生み出しています。
私も3kyesや侍学園スクオーラ・今人には今でも寄付を続けてますし、災害時の緊急寄付ならCivic Forceなど心に留めているNPOとの出会いはこのプログラムを通じたものでした。
今年度の支援先となったアクセプト・インターナショナルさんにも、先日定期的な寄付を申し込みました。
社会起業家フォーラムは登壇人数が多すぎて圧倒されてしまい、自分の中で消化不良を起こしてしまうのですが、コモンズSEEDCapの支援先を選ぶのは3人の中からある程度時間をかけて選べるので、私にとって社会課題と真剣に向き合う大切な時間になっています。
今回インパクトレポートを読んで、やっぱりザ・2020ビジョンでも寄付プログラムに改めて関わりたいなと思うようになりました。と、いう事もありザ・2020ビジョンの積立を再開しています。