先週は米国の利上げ懸念に端を発した株価急落、反発と荒々しい値動きの1週間でした。
日経平均
日経平均株価は先週末終値23,274.53円から21,382.62円とこの1週間で-8.1%でした。
NYダウ
NYダウは先週末終値25,520.96ドルから24,190.9ドルと-5.2%でした。
しばらく「適温相場」と呼ばれるなだらかな株価の動きが続いていましたが、急に荒々しい値動きが続くようになりました。積立投資家はこんな時どういった行動を取ればいいのでしょうか?
1.投資を続けること
積立投資家にとって、一番大切なことは「投資をこのまま続けること」です。長く積立投資をしている中で、このように相場が荒々しい値動きをすることはこれまでも何度もありましたし、これからも何度もあるでしょう。
しかし、しっかりと分散された投資をしているのであれば気にすることはありません。解約したくなるかもしれませんが、ここは堪えましょう。
2.無理に追加投資をしない
相場が急落するとアドレナリンが出て買い向かいたくなる!そんな私のような人がいるかもしれません。いわゆるバーゲンハントです。
でも、よほど買い支えるための資金を取っておいた人を除いて、長い目で振り返ってみると相場急落時につぎ込んだお金というのはそんなに影響のあるものでもありません。
相場が下がる時というのは2〜3ヶ月激しく下がり、そこから数年かけてじっくりと戻していく傾向があります。下がり始めでアドレナリン全開で買い向かうと、これからまだ先にある買い場を逃す可能性があります。(リーマンショック時の私の反省・・・)
結局、毎月積立投資をしているのであれば毎月の積立を続けるだけでも十分な効果があります。
3.普段の生活を楽しむこと
積立投資で資産形成を目指す人は、きっと自分の手を煩わせないように投資信託を選択したんだと思います。投資のことは毎月の積立に任せてこれまで通りの生活をしましょう。
特に、バランスファンドを買っている人はリバランスも投資信託側でしてくれるので何もする必要はありません。何もする必要がないのに蛇足なことをするのは慎みましょう。
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