いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

ひふみ投信のレオス・キャピタルワークスは運用残高1兆円を目指す体制へ

Bloombergにひふみ投信を運用しているレオス・キャピタルワークスの藤野社長のインタビュー記事がありました。インタビューの中でひふみ投信の直近の運用方針に加えて今後の組織としての強化ポイントについても語られています。

www.bloomberg.co.jp

外国株比率を10%へ

インタビューの中で日本の大企業に不足している成長力を外国株を通じて取り込むため、現状3%程度の外国株比率を10%まで引き上げると語っています。現在は日本の解散総選挙に伴う相場環境の変化についていくため日本の大型株比率を上げていますが、落ち着いた後は外国株の比率を上げる方向にシフトするのではないでしょうか。

運用残高1兆円を目指して

今年の冬にひふみ投信がカンブリア宮殿で紹介されたのを機に運用残高が5000億円まで急増したレオス・キャピタルワークスですが、レオスとしては運用残高1兆円を目指した体制づくりに着手しているようです。

企業調査に予算を向けられるようになった他に、将来的にAIの導入やESGの観点を投資に組み入れることも検討中という事でひふみの運用体制がより一層パワーアップしそうです。現在もレオスでは運用にコンピューターを活用していますが、ますます楽しみですね。

以前、地方支店向け人員の募集していましたが、今後は営業部隊の採用、教育、研修に力を入れていくという方針も語られています。地方銀行や地方証券などでのひふみプラスの取り扱いが増えていく中で、しっかりと長期投資を根付かせるために必要な取り組みです。

上場も視野に

リーマンショックを契機に起こった世界金融危機でISホールディングスに会社を売却することになったレオス・キャピタルワークスですが、現状資金に問題はないものの万が一に備えて上場も検討に入れているそうです。上場したら是非株を買って応援したいです。