8月5日(土)、東京都檜原村で開催された東京美林倶楽部の下刈りイベントに参加してきました。東京美林倶楽部とは3本の花粉の少ないスギ・ヒノキ苗木のオーナーになり、30年にわたって育林イベントを体験しながら東京に美しい森を残すプロジェクトです。
育林イベント
- 1年目:植栽
- 2年目〜7年目:下刈り
- 8、12、16、20年目:枝打ち
- 25、30年目:間伐
25年目と30年目には植えた3本の苗木のうち2本を間伐します。間伐した丸太はオーナーのものとなり、別途費用で木製品に加工することが出来ます。祖父母世代が孫のため、親世代が子どものために会員になってお子さんと一緒になって毎年育林イベントに参加している方も多くいらっしゃいます。
私は第2期で申し込んでいて今年で2年目。昨年5月4日に植栽から1年を経過して少しずつ成長しています。
下刈りイベント
植え付けを終えた杉の苗の周りには当然雑草が生えてきます。木よりも成長スピードの早いそれら雑草を刈ることで苗にしっかり陽が当たるようにしてあげるのが下刈りです。杉の苗がしっかり成長して下草に負けない位置まで伸びるまで下刈りは続きます。
間違って杉の苗を刈らないように苗の周りを丁寧に刈った後は周辺の下草を刈ります。
5月に東京チェンソーズの方が一度下刈りしているそうですが、それでもそれなりに下草が・・・。この後9月にももう一度下刈りをされるそうです。
3年目くらいまでは次々と雑草の種などが着床するのでどんどん新しい雑草が生えてくるそうです。
すっきり。
少し離れた3本目へ。
夏場に行われる下刈りは林業の中で一番キツイ仕事と言われていますが、このイベントは下刈り体験といった感じなので小さなお子さんが一緒でも楽しめます。
苗木にしっかり陽が当たるようにという事は夏の直射日光を浴びながらの作業になるので水分補給も欠かせません。私たちは3本だけなのですぐ終わりますが、普段仕事でされている方の大変さは相当なものですね。
育林イベントの後のお楽しみ
帰りに払沢の滝入口バス停近くの豆腐屋さん(檜原とうふ ちとせ屋)でゆず豆腐をいただいてクールダウン。買ったその場で食べる事ができます。
ここのとうふソフトクリームも美味しいです。
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帰りに奥多摩へ寄り道。ランチは氷川キャンプ場にあるカフェ クアラで治助芋の野菜カレーをいただきました。昨年、治助芋を育てるイベントに参加したのですが、治助芋はじゃがいもの原種に近い芋で小粒ながら粘り気があって美味しいです。
ランチの後はビアカフェ・バテレへ。いつもの事ながらここのビールはうまいです。福岡に移住することになって気軽に来れなくなるのがちょっと寂しいです。(それでも育林イベントの帰りなどに来ることになると思いますが)