八女の里山資源を巡るツアーの2日目は泰心工房へ行きました。
木工作家の西岡泰心さん。
八女の人は会う人会う人が皆さん穏やかな顔をしてらっしゃいます。
普段は作品を展示している母屋へ。あまりの絶景に思わず縁側に座ってリラックスしだすうちの奥さん。(この後寝っ転がってました)
茶畑に囲まれた素晴らしい場所にある泰心工房。こちらも周りの森は泰心さんが長い時間をかけて手入れをしてきました。
3年前の九州北部豪雨では泰心工房も被災。工房を構えて30周年を記念して地元で作品展を開催予定だったのですが、被災により延期。3年経ってようやく地元で作品展を開催することとなりました。
八女茶の発祥の地と言われている冷厳寺が目の前に見えます。
工房へ。
「自分の作品と真剣に向き合うんだ。相手はいない。」という言葉は、この素敵空間にぴったりの言葉だと思いました。作家さんが作品に向き合うには最高の環境だなあと思いました。
作品展を開始している八女市黒木町のえがおの森(旧笠原東小学校)体育館へ。館内は撮影禁止でしたが、また欲しい家具が増えてしまいました。(トビムシグループを追いかけるのは素敵な家具職人さんとの出会いの場でもあるのでお財布面で危険です)
スツールなども欲しかったのですが家がスツールだらけになるのでバターナイフを買って帰りました。
こちらの体育館も木をふんだんに使っています。まだまだ綺麗で2004年に廃校というのにびっくりです。廃校の有効活用も全国各地で行われているんですね。
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