9月10日(土)に横浜大さん橋ホールで7回目の結い2101受益者総会が開催されました。詳細レポートの1回目は鎌田社長の開演挨拶です。
素晴らしい経営者と呼ばれる方に共通するのが平凡な人が平凡な事を非凡にやり続けた結果、何かを成し遂げたという点です。そしてその裏では何かを成し遂げたいというたった一人の強烈な想いが周りを巻き込んでいます。
今回の受益者総会の講演部分はスライドを使わず言葉だけで進行しました。それには何かを成し遂げた方の強い想いをストレートに感じて欲しいという鎌田社長の思いが込められていたんだと思います。
開演挨拶:
鎌田恭幸さん(鎌倉投信 代表取締役)
受益者総会も今年で7回目を迎えました。結い2101はこの6年で運用資産も230億円まできましたが、これは当然鎌倉投信の力ではありません。受益者の皆様、投資先の皆様、取引先の皆様といった方、いろんな方々のご支援のおかげだだと心から感謝したいと思います。
あわせてこの6年間本当に色々なことがあり、鎌倉投信を応援してくださった方が天に召されたという事もありました。最近では株主の一人で日本一の投資家、日本のウォーレン・バフェットとも呼ばれた竹田和平さんも亡くなられましたが、設立当初からあんたたちがやる事は正しいと鎌倉投信を応援して株主になってくださいました。その方もご逝去されました。
そして2年前、この会場で司会をしてくださった粟野さんも突然お亡くなりになりました。そうした方達に共通するのは鎌倉投信に何か力になりたい、この事業に関わる多くの方が幸せになるのであれば自分も応援したいという想いでご支援いただいた方々です。
今日集まってくださった皆さま、受益者の皆さま、投資先の皆さま、取引先の皆さま、そういった方たちの命もつないでこれから一生懸命頑張って発展していきたいと思います。
受益者総会は今年もボランティア20名のボランティアの方にご支援いただいています。その他にもお子様を預かっていただいているこどもの森さん、朝2時からパンを焼いてくださったスワンベーカリーさん、参加証を作って下さったモリスさん、それを包装して下さったネクスさん。
映像配信ではブイキューブさん、CKファクトリーさんなど設営にはたくさんの方が携わってくださっています。鎌倉投信ブースにある手帳は毎年山内ビニール加工さんが皆さんに配ってくださいと作って下さっています。皆さんに改めて御礼申し上げます。
すべてはたった一人の想いから始まっている
今日のテーマは「これからの社会に必要とされる若手経営者」です。今でこそ著名な若手経営者ですが、こんな人がいるんだというような人達が登壇します。
皆さんもし10年、15年前だったら誰が知っていただろうか?という方達です。ものすごい努力で業界を、組織を変えてきた人ですが、そんなに特別な超ずばぬけた人というわけでもありません。
でも何かを成し遂げてきた人を見ていつも思うのは「すべてはたった一人の想いから始まっている」ということ、そういう事実です。
極々普通の人が想いを言葉に変え、行動に変え、誰かががむしゃらにがんばって成し遂げました。社会の変革というものは一人の平凡な人が平凡な事を非凡にやりつづけた結果起こります。
単にやっても意味がない、努力や頑張るではなく、ある種の覚悟のようなもので何かのったときにそれまでとは違う一歩を超えて新しい世界が見える、そこまで挑戦しつづけた人達です。
今年はあまり映像を使わず言葉を中心に伝えようという事にしました。それが一番自然体で強いからです。実践を尽くした言葉は深い。これまでやってきた想いや苦労が言葉に表れます。
飾った言葉ではなく自然体が一番強いのです。彼らが取り組んできた言葉の力、行動の力を感じてほしいと思います。
そして皆さんの中に眠っている力も少し呼び覚ましてほしいと思います。
決算報告へつづきます。
「結い2101」第7回受益者総会
〜これからの社会に必要な若手経営者たち〜
日時:2016年9月10日(土) 12:00〜17:00
場所:横浜港大さん橋ホール
主催:鎌倉投信
- 開演挨拶
- 決算報告
- 基調講演 前編 中編 後編
- 投資先経営者自己紹介”カヤック”
- 投資先経営者自己紹介”サイボウズ”
- 投資先経営者自己紹介”マザーハウス”
- 投資先経営者自己紹介”ユーグレナ”
- パネルディスカッション 前編 中編 後編