ここ暫くセミナーでメモを取るのにVAIO Pro11を使っています。
休日に出掛けていくんだったら全然構わないんですが、平日の夜にセミナーに行くのにPCを持って行くのがカバンの容量的に厳しい時もあります。
iPhone5Sを買い換えた時、サブマシンとしてWi-Fi版のXperia Z Ultra(以下ズルトラ)を中古で買いました。
iPhone5SはBluetoothのテザリング親機&iPodとして普段は使い、パスポートサイズのズルトラでネットを見たりしています。
せっかく6.4インチのファブレットを持ち歩いているんだったらセミナーのメモもこれで出来ないかとソフトウェアキーボードでのメモ取りにもチャレンジしましたが、取れるっちゃ取れるものの心地よいスピードとまではいきませんでした。
そこで購入したのがエレコムのTK-FBP067BKです。
ズルトラをセットした姿がこちら。
ケース付の状態でピッタリはまってます。
膝上で安定して使える!
ブロガーにとって気になるのが膝上で実用的に使えるのか?という点。
どんなセミナー会場でも机が用意されているとは限りません。
モバイルキーボードって小さく軽くが重視されていて、膝上で使うって観点が抜け落ちてるんですよね。
膝上大事!
TK-FBP067はキーボードにスタンドするための溝が掘られています。
磁石などはなくただの溝ですが、ズルトラなら片手で持てるパスポートサイズという横幅ゆえ横置きした時の高さが抑えられる事もあり、十分安定して設置されました。
キーボード本体に適度な重さがある(電池込みで476g)のも膝上で安定するために必要な要素です。
深さもそれなりにありますし、3段階のアタッチメントも用意されているので8インチタブレットでも重宝すると思います。
ただ軽ければいいってもんじゃありません。
17.5mmの現実的なキーピッチ
キーピッチは17.5mmとモバイルPC並みの幅が確保されていてそこそこのスピードで打つことが出来ますし、静かな場所で気になるカチャカチャしたキータッチ音もなく、静かです。
過去に10インチタブレット+キーボードの組み合わせを買った事がありましたが、キーピッチが狭くて長い時間メモを取っていると指が攣ることがありました。
セゾン投信のブロガーズミーティングでデビューさせましたが、このキーボードならそんな事もなさそうです。
ASUSのT90 Chiのような8インチタブレットにも興味があるんですが、キーボードが小さいのが気になって手を出せませんでした。
画面は小さく、キーボードはしっかり打てる大きさを確保となるとこういう組み合わせになるのかなと思います。
ズルトラと組み合わせるとVAIO Pro11とあまり変わらない重さになりますが、ズルトラはどっちにしろ元々持ち歩いているのでキーボードだけ持って行った方が軽くなります。(厚みはTK-FBP067BKの方があるけど)
着脱だけで電源On/Offが便利!
電源は単三電池が1本ですが、USB給電ポートも用意されているのでいざとなったらモバイルバッテリーからも給電できます。
ズルトラはこの溝にはめ込みますが、3段階のアタッチメントが用意されていてタブレットやスマホなどでも汎用的に使うことができます。
そして便利なのが溝の奥に電源スイッチがついていて、ズルトラをセットすると自動的に電源が入り、外すと電源がOffになります。
個別に電源スイッチも付いていますが、わざわざスイッチを入れたり切ったりする必要がありません。よく考えられています。
Androidでも日本語配列キーボードが使える
AndroidでBluetoothキーボードを使った場合、ドライバがないと英語配列として認識されてしまいます。
その点、TK-FBP067はエレコムからELECOM Keyboard layoutというアプリがリリースされていてキーボードに印字されている日本語配列のまま使えます。
英語キーボードだと記号とか探しちゃうんですよね・・・。
細かいですが嬉しい点です。
良かった点
- 17.5mmの現実的なキーピッチ
- ズルトラをしっかりキャッチしてくれる溝
- 溝の奥にセットされた電源スイッチで着脱だけで電源がOn/Offされる
- 単三電池1本で6ヶ月使える(予備で1本持ち歩いても嵩張らない)
- 膝の上でも安定する大きさと重さ
- 安い!(2千円くらい)
- WindowsとAndroidで共用できる
いまいちな点
- 厚みがある
- 定価の割にプラスチックが安っぽい?
8インチタブレットやファブレットを持っている人に特にオススメです。

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- 出版社/メーカー: エレコム
- 発売日: 2014/01/31
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