トビムシ主催の内子町の山並み、町並み、村並みを巡るツアーレポート、前回の町並みにつづいて最終回は内子の村並みです。
3.内子の村並み
内子2日目は村並み。またまた酔いそうなうねうね道を山の上まで登っていった先にある尾首地区へ。尾首の池と周りの風景がとてもきれいでした。
こちらも昔ながらの農村風景が広がっています。
内子では柿があちこちでなってました。美味しそうです。今年の内子の柿はいつも以上に大ぶりでふるさと納税のお礼に送る柿の数が(重さはちゃんと事前の案内通りなのですが)事前に想定していたよりも少なくなった為に苦情が来たそうです。
たまたま新井さんがトイレをお借りしたところ、うちからの景色もなかなかのものだから見て行ってよと急遽お邪魔することになったお宅からの風景。絶景です。これは贅沢だな〜。
続いて向かったのが河内の屋根付き橋(田丸橋)。屋根があることで橋が腐るのを防ぎ、木炭を出荷する際の倉庫としても使われたそうです。
石畳では地元の人が昔はたくさんあった水車を復活させようとお金を出し合って作った水車を見ました。水車が出来たことによって人が集まるようになり、水車も3基へ。そして年に一度の水車まつりにはたくさんの人が訪れるようになりました。
『住んでいる人が動かないと輝かない。輝くと観光客がやってくる。』
という言葉が印象的でした。こうして自治会ごとに地域づくりに取り組んでいるところへ町としても補助はしますが、あくまでも汗は自分達でかいて下さいねというスタンスなので地元の人が主体となった地域おこしが成功したのだと思います。
水車で挽いた米は水車米として石畳の宿で提供されている他、販売もされています。
石畳の宿でちょっと休憩。町役場で建物は作りましたが運営は地元のお母さん達に任せられています。翌日に水車まつりを控えて忙しい中、お話を聞かせていただきました。全4室のとっても雰囲気のあるお宿。ぜひとも今度は泊まりで行きたいです。
栗の渋皮煮。おしゃれな盛り付けです。
美味しかったので瓶詰めを買って帰りました。
弓削神社の屋根付き橋(太鼓橋)。内子町内には屋根付き橋が5カ所にあるそうです。
弓削神社。池の畔にある雰囲気のある佇まいです。
お昼はお蕎麦とおにぎりでした。元々農家の方が始めたお蕎麦屋さんなのですが、今ではすっかり有名になったお店です。
甘めのつゆにびっくりしましたが、美味しかったです。また行きたいけど車がないと絶対行けない・・・。
最後は内子の道の駅フレッシュパークからりへ。
写真はありませんが様々な果物や野菜がずらりと並んでいて豊かな土地なんだなと感じました。竹本さんオススメの栗のジェラートも美味しかったです。
今回、内子のいいところを色々巡った2日間でしたが、美味しいものがあったり素敵な場所があったりいい素材はあるんですよね。石畳のように地元主体で盛り上がっている地区もあるようですし、あとは点と点をどう繋げるか。内子の持つ魅力をしっかりデザインしていく事が求められていて、そこがトビムシに期待されているところなんだろうなと思いました。
また行きます。