8月にフィデューシャリー・デューティー宣言をした三井住友アセットマネジメントがアクションプランに盛り込まれていた運用報酬に関する基本方針を発表しました。
「運用報酬に関する基本方針」の策定および公表について(三井住友アセットマネジメント)
それに先立ち、日経新聞では投資先や運用手法が同じタイプの投信について信託報酬を原則統一する方針と報道されていましたが、実際に発表されたニュースリリースを読む限りそこまでは細かな部分までは読み取れませんでした。
運用報酬に関する基本方針とはこのような内容でした。
- 運用報酬はお客さまに提供する運用サービスの対価であり、その内容に応じ報酬水準を決定します。
- 販売会社の手数料を含め、お客さまにご負担いただくトータルの手数料についても商品・サービス内容に見合ったものにします
- 報酬水準は環境の変化に応じて見直し、既存商品についても合理性を欠くものは改定します
- 卓越したサービスの提供と一層のコスト管理に努め、お支払いいただく運用報酬に対する満足度の向上を図ります
具体的な水準などが発表されるのかな?と期待していたのでちょっとがっかりしましたが、日経の記事によると信託報酬の具体的な見直しは2016年度になりそうですね。
引き続き動向はチェックしていきたいと思います。