土曜日に文京シビックセンター スカイホールで開催されたセゾン投信運用資産総額1,000億円突破記念パーティに出席してきました。
最初に中野社長から挨拶があり、セゾン投信として昨年11月に運用資産が1,000億円を突破してすぐにこうしたイベントをしようとしたけれども、相場に何かあって開催するまでに1,000億円を下回っていては格好が悪いという事である程度余裕が出来てから開催することになったと話していました。
乾杯は日本郵便の大谷津さんが務めました。セゾン投信の社外取締役もされています。セゾン投信への出資は日本郵便から声がけした案件でセゾン投信も中野社長のことも愛しています!と宣言。セゾン投信がこれからもまっすぐ成長していくのに力強い応援になったと思います。
途中、セゾン投信のあゆみを振り返るスライドショーがありましたが今年に入って結構新しく社員が増えているようです。黒字化も果たしたところで中野さんに続く伝道師の誕生が待たれますね。
入口にはR&Iファンド大賞2014とリッパーファンドアワード2015の盾が飾られていました。資産形成の達人ファンドもここに来て注目を集めるようになってきましたね。
そして武田莉奈さんのセゾン投信ポスターが。
クレディセゾンのサイトでもセゾン投信を動画で紹介してますし、グループ内での存在感もちゃんと出てきたんでしょうね。長く応援している立場としては嬉しい限りです。
最後の挨拶は房前さんから。最初に運用会社を作りたいと中野さんから相談を受けたときには断った。1,000億円突破パーティで挨拶しているのは当時断った自分にとって罰ゲームと独特の言い回しでお祝いの言葉を述べてました。
実際、運用会社はセゾン投信の後にも何社か生まれていますが規制緩和しているにも関わらず数えられる程度しか増えていません。それだけ厳しい業界だという事です。そんんな中、「いそがないで歩こう」というコピー通りに愚直に長期投資を啓蒙し続けたのとバランスファンドを設定したというのがセゾン投信にとって良かったのだと思います。
ほぼ同時期に設定されたマネックス資産設計ファンドは投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2007でセゾン・バンガード・グローバルバランスファンドに次ぐ2位でしたがその後の歩みでは大きく水を開けられてしまいました。マネックス証券という多くの顧客を持つ販売会社であっても、数多くある中の1本として埋没してしまったファンドと、自社の旗艦ファンドとして心をこめて営業を続けた結果が今の姿に繋がったのではないでしょうか。
今となってはコスト面での優位性はそれほど無くなったかもしれませんが、株式と債券が半分半分という(理屈ではない)わかりやすさ、これ1本で難しい事を考えずとも資産形成できるという点も結果的に良かったのだと思います。今後資産規模が大きくなっても無理のない設計という点も長期投資向きですよね。
パーティには有志でお花を贈りました。純資産総額1,000億円突破おめでとうございます!これからもぶれずに歩み続けて下さい。