東京・森と市庭と小河内振興協議会が主催する『東京の森展〜森のことを知り、木のぬくもりに触れる8日間〜』が2月21日(土)〜28日(土)の8日間、代々木上原にあるCASE galleryにて開催されます。
東京の4割は森で占められているのですが、都市に住んでいるとなかなか森を意識することはありません。都心で暮らす人達が日常的に吸っている空気や飲んでいる水なども森が生み出しています。都市部に住む人たちが森に無関心でいると森は荒れ果て、森の恵みである空気や水も同じように荒れ果ててしまいます。
常設展と様々な各種イベントを通じて東京の西に広がる森で育った無垢の木が持つ心地よさに直接触れ、森に関心を持ってもらえるような展示会です。
イベント内容
1.プレ展示 2月14日(土)〜2月20日(金)
東京の森で育った木で作られたTOKYO HINOKI WINSOR家具(木工房ようび)の展示や東京・森と市庭が提供する木製品などを展示しています。
2.ワークショップ 2月22日(土)〜2月28日(日)
東京の木を使った流し雛の室礼を学んだり、カヌーづくり体験とウッドパドル制作、カッティングボードなどのワークショップも開催されます。
2月21日(土) しつらい教室ー木で雛祭りを彩るー
2月22日(日) カヌー制作体験とパドルづくり (午前の部、午後の部)
2月27日(金) カッティングボードづくりとミニパドルづくり
2月28日(土) KINOつくるキットー世界で一つだけのバターナイフを作ろう!
3.セミナー 2月25日(水)、27日(金)
東京の西側に広がる森の課題をデザインで解決するヒントとは?東京・森と市庭 取締役の西原さんが話します。
2月25日(水) デザインに活かす!「東京の森事情」セミナー
2月27日(金) デザインに活かす!「東京の森事情」セミナー
4.スペシャルイベント 東京の森night
2月23日(月)にはスペシャルイベント「東京の森night」が開催され、東京・森と市庭の竹本吉輝さん、木工房ようびの大島正幸さんによるお話と森の恵みディナーが楽しめます。
木工房ようびは岡山県西粟倉村で針葉樹を使った家具づくりをしている会社でap bank fesに椅子を提供したり、最近では檜を使ったウインザーチェアまで作っています。家具はもともと堅い広葉樹で作られるもので、日本で主に植林されている針葉樹は柔らかいことから家具には向かないとされていましたが、大島さんは果敢に挑まれ、今や針葉樹での家具づくりでの第一人者となりました。
西粟倉村を拠点に活動されていましたが、今後は年間2ヶ月程度は東京に工房の全員が引っ越してきて!東京での活動もされるようです。
東京・森と市庭の竹本吉輝さんは鎌倉投信の受益者であればトビムシの竹本さんと言った方が話が早いかもしれません。東京・森と市庭はトビムシの奥多摩での活動のための会社です。西粟倉遠いよ!と思っていた関東の方も奥多摩なら行けるでしょ。
第三回鎌倉投信受益者総会レポート(4)トビムシ 竹本社長
NPO法人いい会社をふやしましょう創立記念シンポジウム 森と畑に『いい会社』(2)トビムシ 竹本吉輝氏
2015年、東京・森と市庭がいよいよ本格的に動きだします。
お時間のある方は是非足を運んでみて下さい。
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