本日のスープ24皿目は投資を楽しむ♪のまろさんからの寄稿です。
17皿目〜23皿目までの本日のスープガイド・巻2も振り返りにどうぞ。
前回の21皿目で2つの質問をしてみて、
- 投資信託に期待する役割
- これから投資をはじめる方へ伝えたいこと
m@さん(22皿目)、rennyさん(23皿目)にお答えいただいた中で、お二人ともこれから投資をはじめる方へ
「時価が変わる世界に慣れる」
ことの大切さを説かれていた。まったくおっしゃるとおり!
でもこれってかなり難しい話だと思う。私自身の体験を振り返ってみると、かなり時間がかかった印象があるから。
- ITバブルのピークで株式投資をはじめてすぐに大損(2000〜01年)。損したからと言って相場の変動に慣れたとは言えない状況だった。
- 元手の増加と日本株の急騰が重なって(2003〜06年)、1ヶ月間の運用資産の増加額が月給を軽く超えるようになった。この頃、感覚がマヒして気にならなくなったのかもしれない。
- 無意識のうちに心のバランスをとろうとしたのか、人生論、幸福論に関する古典的名著を読みあさるように。これで心が整えられたのか、リーマン・ショック後(2008年)の急落もそれほど気にならなかった。
- 日経新聞の購読をやめて最新情報を遮断(2011年)。株価を見るのは基本的に月1回、月末の運用資産残高を確認するときくらい。
というようなステップだったから、完成までだいたい10年。
以上の経験から、
- 時価の変動に慣れる = 株式投資と気長に付き合う
そして気長に続けるには楽しくないと無理。「儲かった損した」だけでは、きっと続かない。だから「投資を通じて世の中のことをもっと知りたい♪」みたいなお金以外の価値を見出して楽しむことが大切だ。
- 株式投資と気長に付き合う = 株式投資にお金以外の価値を見出して楽しむ
以上が時価が変わる世界に慣れるための私からのアドバイス。
というわけでm@さん、rennyさんに質問です。
- どうやって時価の変わる世界に慣れましたか?
- また慣れるためのアドバイスはありますか?
というところで24皿目、おしまい。