425祭の気仙沼エリアバスツアーはマルトヨ食品さんを出て斉吉商店さんへ向かいました。待っていたのは桜を見ながらのお昼ご飯です。
気仙沼の大川沿いで津波にも耐えた大川桜が堤防工事のため伐採されることになり、移植された桜の木の一部がこちらにありました。きれいに咲いています。
美味しい料理がずらっと並んでいます。幸せ〜。
ご飯を食べながら社長や和枝専務とお話をしました。
あまちゃんにハマっているという純夫社長から忠兵衛さんのような船乗りたちのリアルな話も。
震災前はBtoBでビジネスを展開していて、大手ファミリーレストランに納品していたり、新メニューも提案していたりとなんでも作れることが斉吉商店の売りだったそうです。(知らないところでたぶん自分も食べてたんだろうな〜)
金のさんまも震災前からあったものの、それは決して派手な存在ではなく、確実に稼いでくれる地味な存在でした。
震災の後は金のさんまを中心に復興を進めてきましたが、これまで様々な料理を作ることができた社員の腕を生かす方向にも伸ばしていきたいと話されていました。
BtoBからBtoCへ転換された斉吉商店さんでは個人向けに販売していく上での苦労も多いと思いますが、ファーストペンギンとしてこれからも走り続けて欲しいと思います。
一年前にばっぱの台所がオープンする記念のイベントで始めて気仙沼、そして斉吉商店さんを訪問しましたが、それから新入社員も増えたし、息子さんも行商をしっかり出来るように成長されていたり、定期的に来てみるのっていいなあと改めて思いました。
斉吉商店 ばっぱの台所オープン記念海鮮丼食べ放題に行って来ました: "いい投資"探検日誌 アーカイブ
産業廃棄物リサイクルに取り組んでいる石坂産業の石坂典子社長も外からお客さんがたくさん来てくれることで社員が仕事に誇りを持って取り組むようになったと話されていましたが、きっと斉吉商店さんでも同じようなことが起こっているのではないかと思います。
来年の425祭でもまた、気仙沼に行きたいと思います。
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