今年の2月に金融庁が定めた機関投資家に責任ある投資を求めた日本版スチュワードシップ・コードの初回受け入れ表明期間が5月末でした。ロイターの記事によると100社超の機関投資家が受け入れを表明し、これは2010年にイギリスが最初に始めた時の70社を超える勢いだそうです。
スチュワードシップコード、100社超の機関投資家が受け入れ表明=関係筋 | Reuters
受け入れを表名した機関投資家をざっと紹介します。運用会社も大手から中小までかなり受け入れを表明しています。中にはリリースを出さずに会社情報に控えめに書いているだけのところもありましたが・・・
直販投信も日本株を直接運用している4社は全て受け入れを表明しました。
これだけ大々的にスタートすると本当に実態は変わるのか?といううがった見方をしたくなってしまいますが、まずは素直に長期的な目線で企業価値の持続的な向上を目指す投資家が増える(はず)と期待しましょう。
【受け入れを表明した年金基金(一部)】
【受け入れを表明した運用会社(一部)】
- 野村アセットマネジメント
- 大和証券投資信託委託
- 日興アセットマネジメント
- 三菱UFJアセットマネジメント
- フィデリティ投信
- 国際投信投資顧問
- 新光投信
- 三井住友トラスト・アセットマネジメント
- DIAMアセットマネジメント
- 大和住銀投信投資顧問
【受け入れを表明した直販投信】