4月2日にレオス・キャピタルワークスで開催されたひふみ投信ブロガーミーティングに参加しました。
前半がひふみの魅力と題してなぜひふみ投信(とひふみプラス)が日本株に投資しているのかといったお話でした。ブロガーミーティングというよりはブロガー向け商品説明というような内容でしたが、投信ブロガー以外のブロガーが参加してくれると面白かったかもしれませんね。
日本の個人のお金を元気企業に投資することで日本経済の発展、長期的な資産形成を行う「未来を創る投信」という表現がレオスらしい表現だなと思いました。
続いてオフレコ話のコーナーがあって個人型確定拠出年金にひふみプラスの取り扱いを開始した秋田銀行の担当者さんのお話へ。
世界で一番高齢化の進んだ地域の中でどうやって地方のお金を増やすか考えた結果、脱分配とコンセプトを売る方針に切り替えたという秋田銀行は担当者さんが熱い方で、今はお金の使い方について考え方を変えてもらおうと街づくりにも奔走しているそうです。
配布されたパンフレットのタイトルが『攻めと守りでコツコツふやす”負けにくい投資”』という事で、預貯金中心だった顧客を多く抱える地銀が本来やるべきことをしっかりやっているなと思いました。パンフレットもコツコツ投資に愛を持っている人が作ったものだと感じる出来映えです。その中で投資をこんな言葉で表していました。
『投資とは、社会全体を豊かにすることで、未来の自分や家族を豊かにすることができるステキな行為であり、投資信託は「未来をつくる」金融商品といえます。
どうです?こんな事を言う銀行があるなんて信じられますか?
一部、私にはイケてないと思える商品が販売されている為、ん?という点もあるのですが、全般的にはいい内容です。希望を言うとひふみプラスとトレンド・アロケーション・オープンをネットでは購入時手数料を無料にできないかな〜と。更には外国株に朝日Nvestグローバルバリュー株オープンが追加されたりするといいなと思います。
また、インターネット専用ファンドというと新興国株式などリスクの高い商品を窓口説明もしないのに高い購入時手数料で売る銀行がほとんどの中で、Funds-iシリーズをズラリと揃えている(しかもそれだけ!)ところに本腰を入れて資産づくりのお手伝いをしようとしている姿勢を感じます。
合い言葉は「脱分配」「負けにくい投資」柔軟な発想と行動力で差別化図る:金融リテラシー研究所
秋田銀、「脱分配」戦略で投信販売を拡大 :R&I ファンド情報 :コラム :マーケット :日本経済新聞
2012年度は脱分配と負けにくい投資というコンセプトを打ち出して前年度+60%の売り上げになっただけでなく、12年4月には8割あった毎月分配型受取コースの比率が1年で60%に下がったとか。すごいです。こういう売り手だったらひふみプラスもしっかりコンセプトを理解した上で販売してくれそうですね。
ブロガーミーティングの後に開催された懇親会でも秋田愛に溢れる話を聞かせていただきました。今年はぜひとも秋田に遊びに行きたいと思います。
初めての試みという事で手探りな部分もあったかと思いますが、投信ブロガー以外のブロガーさんにも参加してもらって投資のイメージを変えていくための意見交換などしてみても面白いかなと思いました。今後も定期的に開催して欲しいです。