竹川美奈子さんの『年利15%でふやす資産運用術』を読んで今年の3月からスルガ銀行で個人型確定拠出年金を始めました。
毎月2万3千円の積み立てですので、12月末時点では10ヶ月分の23万円を積み立てた事になります。
昨日、今年最後の給与明細を受け取り、年末調整による所得税還付を確認したところ、昨年までとは明らかに違う額が戻っていました。
個人型確定拠出年金の掛金は小規模企業共済等掛金控除として所得控除されることになります。自分の場合は課税所得金額が300万円〜694.5万円のレンジでしたので所得税率は20%でした。
ということで、今年は23万円の20%(所得税率)にあたる4万6千円が年末調整で還付されました。これだけ還付されたら年末調整の額も一目でわかるくらい増えますよね。
個人型確定拠出年金の節税効果はこれだけではなく、更に来年の住民税(10%)が2万3千円分安くなります。
合計で積み立て額の30%の節税効果。本のタイトルは15%でしたがそれどころじゃありませんでした。
今年の途中から始めて10ヶ月でこの効果、ちゃんと調べるのが面倒くさいと先送りにしてきたツケは大きかったです。反省・・・。
まさにNISAが始まるというタイミングですが、個人型確定拠出年金は保険屋さんが紹介する定額個人年金保険とは節税効果が雲泥の差ですので老後資金を貯めつつ節税効果も高い魅力的な商品だと思います。(将来における節税効果については税制が変わる可能性もあり不透明ではありますが)
また、この制度は日経電子版で保険コンサルタントの後田亨さんも紹介していました。
確定拠出年金こそ老後資金の本命 節税効果に魅力 :保険会社が言わないホントの保険の話 :年金・保険・税 :マネー :日本経済新聞
個人型確定拠出年金に興味を持たれた方は竹川さんの本を読んでみることをおすすめします。

金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術
- 作者: 竹川美奈子
- 出版社/メーカー: かんき出版
- 発売日: 2013/01/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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