いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

2024年8月のグローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド|愛称:未来の世界

グローバル・ハイクオリティ成長株式ファンド(為替ヘッジなし)の月次レポートが公開されました。

 

2024年8月時点の運用成績

  • 1カ月 1.79%
  • 1年 24.24%
  • 3年 23.59%
  • 設定来 280.71%

ファンドの状況

  • 純資産総額 6,760億円
  • 組入数 36社

組入上位10社

  1. ウーバー・テクノロジーズ
  2. サービスナウ
  3. メタ・プラットフォームズ
  4. メルカドリブレ
  5. DSV
  6. アマゾン・ドット・コム
  7. ドアダッシュ
  8. ICICI銀行
  9. ショピファイ
  10. スポティファイ・テクノロジー

米国景気の先行きや大統領選、欧米の金融政策の先行きなどグローバル株式市場は変動の大きな展開が続くことが予想されています。
このファンドは財務内容が良好で将来の予測が比較的たてやすく、外部環境変化の影響を受けにくい会社に投資しています。ボトムアップで集中投資した結果、一般消費財やサービス、情報技術、金融のポジションが多く、生活必需品やヘルスケア、エネルギー関連は保有していません。

偏ったポートフォリオなので時々不調に陥ることもありますが、長期的に見て成長する会社に投資していて市場が荒れてもポートフォリオが揺るがないところに信頼を置いています。

2024年8月のスパークス・新・国際優良日本株ファンド|愛称:厳選投資

スパークス・新・国際優良日本株ファンドの月次報告書が公開されました。

 

2024年8月時点の運用成績

  • 1カ月 -0.19%
  • 1年 32.12%
  • 3年 38.35%
  • 設定来 654.98%

マザーファンドの状況

  • 純資産総額 2,338億円
  • 組入数 21社

組入上位5社

  1. セブン&アイ・ホールディングス
  2. オリックス
  3. 日立製作所
  4. リクルートホールディングス
  5. ソニーグループ

スパークスは詳細な運用コメントをホームページ上で公開するようになりました。月次報告書は印刷コストなどもかかるのでページ数削減なんだろうなと思いますが、一番読み応えのあるところがWeb限定になっているのはちょっともったいない気がします。

セゾン資産形成の達人ファンドに類似ファンドが組み入れられているので、こちらは別に買わなくともいいのではないかと思いつつ、この運用コメントをタダで読むのは申し訳ないという気持ちもあって積立投資しています。運用コメントというより、コラムですね。

今月の運用コメントはこちらです。

オリックスとセブン&アイ・ホールディングスへの投資割合が突出して高いのは自信の表れだとし、半導体4社、損保3社をそれぞれひと括りとすれば、同じくらいのウェイトになり、均等分散を図っているという説明もありました。

セブン&アイ・ホールディングスについては先日コモンズ投信のセミナーでも話を聞いたばかりでしたし、なかなか読みごたえがありました。

損保セクターと南海トラフ地震に対する見方や不動産株に投資しない理由など、どういう風に考えて投資しているかの説明の丁寧さに関してはこのファンドは群を抜いていますが、目立っていないのだけが残念です。

また、私も個人的に投資しているソフトバンクグループへの投資も小規模に再開したそうで、ちょっと嬉しかったです。

2024年8月のひふみマイクロスコープpro

ひふみマイクロスコープproの月次レポートが公開されました。

 

2024年8月時点の運用成績

  • 1カ月 0.97%
  • 3ヶ月 2.65%
  • 設定来 -1.55%

マザーファンドの状況

  • 純資産総額 160億円
  • 組入数 99社

組入上位10社

  1. ジャパンエレベーターサービスホールディングス
  2. ラクト・ジャパン
  3. GENDA
  4. ティーケービー
  5. ジェイ・エス・ビー
  6. 湖北工業
  7. トライアルホールディングス
  8. パーク24
  9. プレミアグループ
  10. インソース

8月はTOPIXが-2.9%に対してひふみマイクロスコープproは+0.97%でした。
ひふみ投信のレポートでもありましたがグロース市場に追い風が吹いたこともあり、設定来ではまだマイナスですが月次はプラスで終えています。

トップ10を見てみると九州地盤のディスカウントストア トライアルホールディングスが7位に登場しました。八女にもお店があるので行ったことがありますが、デジタル技術の導入を積極的に行っているお店でレオスが好きそうな会社だと思ってました。

8月の市場急落を受けて進行成長株を中心に組入比率を引き上げたそうです。為替や海外景気の影響を受けにくく、独自要因で増益が維持できる会社に投資をしています。大企業のDX投資や人的資本経営など継続性の高い案件に投資することで着実に業績を積み上げられる会社が投資対象ということでした。

小型株は事業内容がはっきりしているところが多く、投資先を眺めてみるのも楽しいですね。

マイクロスコープproは当初直販で買えなかったので楽天証券で積立してましたが、せっかくなのでレオス直販での積立に変更しました。