画像:セキュリテHPより
セキュリテで地熱の里 小国町わいた地熱発電所ファンドに投資しました。
わいた温泉郷にあるわいた地熱発電所は地域住民が始めた小さな地熱発電所です。2015年に営業を開始しましたが、2016年4月の熊本地震で生産井が破損。現在は井戸が破損した状態で営業を継続しています。
既設の井戸の近くに新しく生産井を採掘する費用をファンドで募集しています。
半分が寄付、半分が出資金となるセキュリテ熊本地震被災地応援ファンドの1本です。
詳しくは下の動画を見て欲しいのですが、もともとあった企業主体の地熱発電ではなく地元住民が主体となって温泉に影響を与えない小さな規模で地熱発電を始めました。
発電に必要な蒸気の他に沸いてくる温水はわいた地区の各家庭に引き込まれている他、温水を利用した野菜のハウス栽培、野菜を乾燥させたり蒸し料理など地熱を様々な角度から有効活用しており、地域資源を循環させる仕組みになっています。
一度は地熱発電計画で割れてしまった地元の人達も再び地熱発電をきっかけにまとまろうとしているなど地域住民による未来思考で運営されているのがすごくいいと思いました。
今後は蒸し料理体験、木材の乾燥、雲海が見える露天風呂など事業を拡大する予定という事ですのでどんな風に変わっていくのか注目したいと思います。
資金の使途
地震で破損した地熱発電所の生産井に代わる新しい生産井の採掘など設備費用に使われます。
ファンド概要
募集金額:2,100万円
1口金額:10,800円/口(出資金5,000円+応援金5,000円+取扱手数料800円)
会計期間:5年間
リクープ前分配率:売上の0.70%
リクープ後分配率:売上の0.35%
事業計画ベースの想定リターン:108.1%
投資家特典:口数に応じて地元産品もしくはわいた温泉郷にある旅館の宿泊券を送付