"いい投資"探検日誌 from 新所沢

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています

胡桃堂喫茶店の開店前内覧会へ行ってきました

3月26日(日)にグランドオープンを翌日に控えた胡桃堂喫茶店のファンド出資者向け開店前内覧会へ行ってきました。

こちらの建物はクルミドコーヒーの2店舗目が出店することを前提にオーナーさんが元あった建物を(耐震補修の費用など鑑みて)取り壊し、新築して下さった建物です。外観は看板建築と呼ばれる様式で、新築なのにどこか懐かしい雰囲気がします。

クルミドコーヒーの2店舗目のキーワードとしてファンド募集ページでは「オーセンティック」と表現していましたが、わかりにくいと不評だったらしく、内覧会での説明では「由来のある」という表現をしていました。

胡桃堂喫茶店は「カフェ」「書店」「ワーキングスペース」の3つの顔を持っています。手間を惜しまない手仕事が共通する点でカフェの飲み物や食べ物、書店で売る本、ワーキングスペースの使い方にもこだわりが溢れています。

例えばご飯は炊きたてご飯を提供するためにご飯予約専用の電話を用意したそうです。また、カフェ+書店という組み合わせは様々な場所で行われていますが、概ね書店がカフェをするというアプローチなのに対して胡桃堂喫茶店ではカフェが本屋に取り組むという真逆のアプローチをしています。

カフェが自分達が作ったドリンクやフードをお客様に提供するように自分達でつくった出来たての本を提供するために美篶堂さんへスタッフさんが一人出向しているそうです。

店舗の内装についても出来るだけお金で問題を解決しないことにこだわり、スタッフさん達で作り込んでいます。

カフェスペースにある業務用冷蔵庫も銀色のままだと見栄えがしないという事で蒼く塗ったのですが、塗り終わった後にリースだと思い出したそうです・・・。(その後連絡したらちゃんと使い切ってくださいねと言われて許してもらえたそうです)

由来のあるものを、伝統のあるものをという事でいいものを取り込みながら、古いものだけでなく、この先の時代に振り返ってみて伝統だと言われるような長い時間軸を超えて守っていけるものを使っています。

クルミドコーヒーはお店主導でお客様がお店側に身を寄せてくださるカフェでしたが、胡桃堂喫茶店はお客さんに少し主導権を渡して地域と一緒にお互いの個性を発揮しながらお店を作れたらいいなと考えているそうです。

小学一年生くらいを対象に店づくりをしたクルミドコーヒーの開店から8年半経って2店舗目は中学2年生という青いながらも自分なりの考えを持つ、そんな時期をイメージしたんだとか。確かに中学2年生頃にやりたいと思っていた事って振り返ってみると自分が本当にやりたいと思うことなのかもしれません。

値段が高くなってしまうと観光地化してしまう事については地域通貨を使ってもらうことで地元の方も利用しやすいお店に出来るのではないかという事でした。

ただの喫茶店ではない地域の方やワーキングスペースを利用する方との関係性を重視した喫茶店です。

影山さんが書かれた『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』を読んでピンと来た方であればきっと気に入る空間だと思います。今回は私一人で出掛けましたが、今度は休日に夫婦でお邪魔したいと思います。

ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~