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"いい投資"探検日誌 from 新所沢

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています

鎌倉投信:結い2101受益者総会(2016)詳細レポート Vol.11 パネルディスカッション 中編

投資信託

結い2101受益者総会レポートの11回目はパネルディスカッションの続きです。

柳澤さんと青野さん、山口さんと出雲さん。2人ずつお互いの印象を聞いていきます。

お金を預かって幸せをお返しする 

新井:
青野さんと柳澤さんはお互いどう見えているんでしょうか?

柳澤:
サイボウズさんはネット業界では老舗なので知ってる会社でしたが、そこまで紆余曲折があった事は知りませんでした。

社長が急に青野さんに変わって、どっかのタイミングで働き方で注目されて経営者のもつ様々な恐怖心を手放したことを最先端に感じました。利益を出さないことを言いきれちゃう会社は少ないですよね。

新井:
過激派ですよね。

柳澤:
過激派ではないですね。やってることは本質的ですし。注目しています。

青野:
カヤックさんにはずっと憧れていました。昔から面白法人として注目されていて面白いし、僕らはやってることはBtoBで堅いんです。

サイコロも面白いし、接点がないかなと思っていました。2年前くらいに初めてお会いして。今度仕事もお願いすることになりました。

クリエイターの考え方をぼくらの業界にも入れたいんです。憧れの存在です。

新井:
お互いに褒め合うのがいいですね。
ちなみに青野さんは株主総会で攻められないんでしょうか?

青野:
最初は1、2年攻められました。売上が下がって子会社を売却します、これからは利益を出さずに新しい事業は働き方を変えますと言ったので株主はあかんわと去って行きました。

残った株主さんはその先にお前らの成長があるとなってきました。まだこの受益者総会ほどではないですが、こうなるとすごいですね。

新井:
私たちの一番の自慢はお客様ですから。
これだけの質の高いお客様はいらっしゃいません。

青野:
お金だけが幸せじゃないですし、ここ(受益者総会)に近づけたいと思います。

新井:
お金を預かって幸せを返したいと言っているんです。そのためにはお金がふえるだけじゃだめなんです。社会が豊かになって、心も豊かになって、自分の命を使って仕事で貢献して、その次にできることはお金を使うことです。

お金が活躍することができるように、アホな事を言ってもついてきてくれるお客様なわけですよ。ここにいる4社共通することは株主総会もお客様がファンなんですよね。
そのへんは出雲さんの株主もファンですよね。

出雲:
皆さんミドリムシのファンです。

ユーグレナは株主が多くて8万人以上いらっしゃいます。東証に上場している3300社の中で100番目の株主数という事で非常にありがたいことですし、それだけ多くの方がミドリムシの可能性に賭けてくださったという事です。

それだけのポテンシャルがあるから投資してくださっているのだと思います。

新井:
注目されてますからね。山口産は出雲さんとは今日が初めてなんですか?2回目?

山口:
・・・。

出雲:
私はすごい知ってるんです。本とか山口さんの講演会の話とか聞いてて。すごい戸惑ってるのは、私はマザーハウスの事をよく知っていて、先ほどの山口さんと同じくらい説明できますよ。本当に(笑)

先ほども知ってる知ってると思いながら聞いていました。興味があることはすごい調べるので。

山口さんからすると今日が私とは2回目なのにミドリムシ、ミドリムシと言うと難しいところがあるので・・・。

新井:
違う事を質問しましょう。ジュエリーも始められたということで山口さんの世界戦略など、どこまでひろげていきたいのか是非聞かせて下さい。

もう一つは山崎さんというでこぼこコンビ。お二人で経営されていて山崎さんの紹介もお願いします。山崎さん、今のうちに前の方に来て下さい。

山口:
山崎は大学の一個先輩でした。竹中平蔵ゼミのリーダーをやっていて、山崎は財政を、私は開発貧困で研究していてアドバイスをもらいました。

その後ゴールドマンサックスで働くようになって私はバングラデシュでバッグが160個できて帰ってきたよという話をスターバックスでしながら少しお金が足りないという話をして、二人で250万円出してマザーハウスを始めました。

ゴールドマンサックスを3年で辞めて今現在マザーハウスで副社長をやってます。私は生産と販売を担当して、山崎は販売と管理をまとめてくれている人です。

山崎:

出雲さんすいませんでした。うちの山口が・・・。

僕は実は出雲さんとは何度もお会いしているんです。起業する前に講演を聞いたこともあります。山口も褒めるかと思ったら全力で止まって・・・。今日は呼ばれると思ってなかったけど新井さん、さすがですね。

新井:
この二人が揃うのはなかなかないんです。

山崎:
山口はクレイジーなまでの突破力ですね。

山口は私に無いものをもっていて、どの国に行っても職人さんに飛び込んで可能性を信じ切ってものを作ります。それができないと私たちは何も届けることができません。ものをつくる力ある。

お客様にこれは誰がつくってるんですか?と聞かれますがデザインは山口がやってます。

マザーハウスに投資する前に・・・

新井:
この1年で嬉しい事がたくさんあったんです。出雲さん、青野さんのところに投資させていただいて柳澤さんのところにも投資させていただきました。

山口さんのところは上場してませんから信頼関係の話が出ましたが、山崎さんは以前ゴールドマンサックスに勤めてらして。最初にお会いしたとき疑いの目で僕らを見てるんです(笑)

こんなことが成り立つわけがないと根掘り葉掘り聞くんです。

山崎:
僕はもともと金融の世界にいて4年間働いてました。金融に問題意識があってゴールドマンサックスに行きました。

今の段階ではIPOを考えていないけれどもマザーハウスを大きくしていくためにお金が必要で、最初鎌倉投信さんからお話をいただいた時、いい会社に投資をするだけでリターンが出ますかと思いました。そんなに簡単じゃないんです。

世の中悪いことに投資する方がリターンが出るという研究結果もあって、どんな事をしているんだと思いました(笑)これは冗談ですが。

鎌倉の本社にお邪魔して2時間くらい自分の持っている知識を全部ぶつけました。それでわかったことは裏側ではコツコツお客様のお金を安全に運用していたんです。そこはプロフェッショナルじゃないとできないと。

想いだけではできないので。そこで僕の方が山口を説得しました。

新井:
山口さんびっくりですよね。いきなり鎌倉投信なんて。

山口:
普段日本にいないので、そういう会社があるから鎌倉行くよって言われて「はい」って付いて行きました。

新井:
お二人で鎌倉までいらしていただきました。未上場の会社への投資は社員の前でプレゼンしていただくんです。

社員からの質問に答えていただいて、それで投資政策委員会で決をとるんです。山口さんの強い想いに引き込まれて社員の多くがマザーハウスの製品を買っています。

こういう関係性があって他己紹介すると繋がっているんです。共通の想いがあるんです。その部分はいい、自分もやってみたいなとそういうのがいいんです。

宣伝になりますが、青野さんの本がでています。

青野:

今日はブースで販売していないんですが、アマゾンにはたくさん在庫があると思いますので。

新井:
『チームのことだけ考えた』というこの本を読むと青野さんがこれから何をしようとしているのかよくわかりますね。

チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか

チームのことだけ、考えた。―――サイボウズはどのようにして「100人100通り」の働き方ができる会社になったか

 

青野:

働き方の多様化マニュアルのような自分の失敗をまとめたものです。

山崎:
実はその本を読んだんです。

経営者をやっててここまで振り切ってできるのかとびっくりして。具体例もあるんですが、社員のことを考えてるけど売上がいつ落ちるかの恐怖もあるのにそこまでできる事に驚きました。

新井:
ぜひ皆さんお読みください。

 

「結い2101」第7回受益者総会
〜これからの社会に必要な若手経営者たち〜

日時:2016年9月10日(土) 12:00〜17:00
場所:横浜港大さん橋ホール
主催:鎌倉投信

  1. 開演挨拶
  2. 決算報告
  3. 基調講演 前編 中編 後編
  4. 投資先経営者自己紹介”カヤック”
  5. 投資先経営者自己紹介”サイボウズ”
  6. 投資先経営者自己紹介”マザーハウス”
  7. 投資先経営者自己紹介”ユーグレナ”
  8. パネルディスカッション 前編 中編 後編