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四万十ドラマの地域おこしを学び、しまんと新聞ばっぐ作り体験をしました 〜しまんと地栗ファンドツアー2016 レポートVol.3〜

しまんと地栗ファンドツアー、栗園を見学した後は四万十ドラマ 社長の畦地履正さんのお話を聞きました。

四万十ドラマの目指す姿

地域創生で1次産業×2次産業×3次産業による6次化が叫ばれていますが、あくまでも一次産業がしっかり成り立ってこその6次化だという言葉がまず最初に語られました。

6次化というと地域の特産品を加工して販売するというのが6次化というマジックワードのもとで各地で行われている中、中土佐町の田中さんと同じように昔から町おこしに取り組んで来られたからこそ自然に出てくる言葉なんでしょうね。

しかも四万十ドラマは情報発信ばかり過多ではなかったかと自己反省まで。地元産品をブランド化していく中で情報発信は力を入れるところですが、既にそこを超えて供給量と情報発信とのバランスを考えています。

栗は通常農協に出荷した後市場に出されますが、市場からお菓子屋さんが買った時には鮮度の問題などで半分は廃棄されるそうです。つまり、お菓子屋さんからしたら半分廃棄を前提として半値でしか買えないという事です。

そこで四万十町で栗を加工することで廃棄ロスを無くす代わりに市場の倍の値段で購入することにしました。この仕組みのよい所は誰も無理をしていないのに生産者も栗を使う側もハッピーだという事です。

こうして四万十で獲れた栗のうち規格を満たしたものは特選栗として高く購入し、以前は渋皮煮に加工して販売していました。2年前からはカフェ部門を作って栗を使ったスイーツを販売したところこちらも大当たり。栗の加工とカフェに地元の雇用を生み出しました。

先日訪れた飛騨で「地産地消」ではなく「地産地製」という言葉を聞きました。人が減少している地域では地産地消では消費の規模でインパクトに欠けるけれども、地産地製で地域のものを地域の人が加工して外に販売することで経済的価値も生み出すという姿が四万十でも見られました。

ホテル星羅四万十で交流会

宿はホテル星羅四万十でした。部屋から四万十川が見られます。川にかかる橋桁の高さが四万十川が増水した際の高さを物語っていますね。清流ってイメージがありましたが結構な暴れ川なんだそうです。

私が四万十ドラマを知ったのも2年前のお盆前の台風被害を西粟倉村の牧さんのfacebookで知ったのがきっかけでした。

部屋で一息ついて温泉に入った後は河鹿亭で交流会です。

こちらでも四万十の恵み、天然鮎などをいただきました。今年は雨が少なかったり、9月に入って長雨だったりで不漁だったようですが美味しくいただきました。

畦地さん、伊藤さんを交えて色々お話しました。四万十町で栗づくりから始まる地域起こしのモデルを構築しようとされている姿を見て、苦労も多いと思いますが応援し続けようと思いました。

色んな地域に行くたびにここに移住したらどうだろう?って考えていますが、四万十は結構いいなと思いました。

しまんと新聞ばっぐ 

二日目はしまんと新聞ばっぐ作り体験です。最初に畦地社長からしまんと新聞バッグについてお話を聞きました。 

高知市在住のデザイナー梅原真さんが四万十側流域で販売される商品はすべて新聞紙で包もうと提案したのが発端で、四万十ドラマでも昔のようにレジ袋ではなく商品を新聞で包んで渡すようになりました。

ある日、おばちゃんがこんなのどうだろう?って持ってきたのが新聞バッグ。新聞紙を折って糊付けしただけのシンプルなバッグです。

「もったいない」と「おりがみ」の要素を持ち、最後は土に還る素材で作られた新聞バッグはエコな商品として海外でも高評価を受けるようになります。東日本大震災では被災者に新聞バッグを作ってもらい販売する活動も海の手山の手ネットワークからの要請で行いました。

そんな新聞バッグ、個人で作ったりする分にはいいのですが販売したり教えたりする人向けにインストラクター制度もあります。

今回はインストラクターの勝俣美那さんに新聞ばっぐ作りを教えていただきました。

時間が十分になかったので取っ手部分は予め用意していたいていますが、材料は新聞紙、のり、小瓶(折り目をしっかりつけるのに使う)だけです。

無類の不器用を自認している私ですが、なんとか形になったように思います。うまくなると新聞のここの部分を表に出すために何cm折ればいいなどそんな事も出来るようになるそうです。また、10月30日から様々なデザインのしまんと新聞ばっぐが集まるコンクールも開催されますよ。

「四万十川に負担をかけない」というのが共通理念としてしっかり根付いている様子があちこちから感じられました。

2日目の昼食は秋のとおわかご御膳。栗ご飯はもちろん、四万十地域の秋の味覚がたくさん。 美味しかったです!

ランチのあとはocha kuri cafeへ。

アイスモンブランとも迷ったのですが、しまんと地栗モンブランをいただきました。四万十はお茶の生産地。紅茶も四万十でとれたものなんです。

お土産にも買って帰りましたが、やっぱりここのモンブランは最高です!

ちょっと遠いなとは思いましたが、地域おこしの現場も見られたし行って良かったです。

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