いい投資探検日誌(from 八女)

しあわせをふやす いいお金の使い方を考えています。サステナブル投資家。2017年に新所沢から八女に移住しました。週末は一口馬主を楽しんでます。

つみたて1-2年の壁

コモンズ投信のブログで「つみたて1-2年の壁」について書かれていました。

「小1の壁」ならぬ、「つみたて1-2年の壁」というのがあるらしい。。
某ネット証券さんに聞いたら投信つみたての継続率は1-2年なんですって。
コモンズ投信でもそれくらいで「あれ?」となって「なんとなくやめちゃお」って方いらっしゃいます。

投信積立の継続率は1〜2年ですか・・・。投信保有期間が延びたと先日話題になっていましたが、積立の継続率はまだそのくらいなんですね。

コツコツ投資家がコツコツ集まる夕べは投資を止めちゃわないように投資家や投資に興味のある人達が気兼ねなく話せる場を作ってみようという試みで、私も所沢で開催しているのでこの結果には勿体ないな・・・と思います。

確かに本とかでは積立の効果がこうとか書かれていますが、実際の時の流れは意外にゆったり・・・。1年や2年程度で効果的な何かが起こるとは限りません。これはアクティブ投資、インデックス投資に関係なく「継続する」という事の難しさでもあります。 

私もザ・2020ビジョンは1年で積立止めましたが、積立はしてみたけど他に気になるファンドが出てきたとか、いまいちしっくり来なかったという事が原因で積立を止める場合もあると思います。

振り返ると自分も2000年に投資を始めて2003年に反転した後に積立ってすげー!と実感したように思います。

2000年からのTOPIXを振り返ってみると出来過ぎなくらい積立投資向きな値動きしてるな〜と思いますが、やってる最中は1日1日じんわり進んでいます。年を取ると月日が流れるのが早くなるというのは体感しますが、それにしても限度ってものがあります。

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 出展:株価指数ヒストリカルグラフ | 日本取引所グループ

積立投資の値動きと結果については星野泰平さんの本が詳しいです 

終わりで大きく儲かる「つみたて投資」 (講談社+α新書)

終わりで大きく儲かる「つみたて投資」 (講談社+α新書)

 

コツコツ積立投資をするのは始めるのは簡単なんですが、続けるのはやっぱりそれなりに難しいです。

鎌倉投信の鎌田社長が「成功する人は、平凡な人が平凡なことを非凡にやり続けた結果、成功している。」と話していましたが積立投資でもそれが当てはまるんだろうなと思います。

積立投資の場合はダイエットやなんかの練習と違って一度積立の設定をすれば後は勝手に成果が積み上がりますからね。自分なんかは楽でいいと思うのですが・・・。

あまりすぐ結果が出ると期待しすぎないことが長続きさせるための心構えでしょうか。